市政ニュースNo.95(2017-02-26)

柴田民雄市政ニュース2017-02-26_No95

都市活力特別委私鉄3社と懇談

柴田議員、山口議員が所属する都市活力向上特別委員会が、昨年11月15日(火)にJR東海、2月３日(金)に名鉄、２月13日(月)に近鉄と、名古屋市にかかわる私鉄３社に要望書を手渡し、各社幹部との懇談を行いました。

昭和区にとって最も関係が強いのは名鉄で、地下鉄鶴舞線に相互乗り入れして、犬山線、豊田線に直通運行を行っています。

地域	人口密度(人/m2)	自動車普及率(台/百人)	千人当たり道路延長(km/千人)
中部圏	525.4	57.2	9.3
京阪神圏	986.0	36.4	4.6
首都圏	2,664.1	33.4	3.8

※出展：人口…H27国勢調査
面積…H27全国都道府県面積調査
自動車保有台数…H27自動車検査登録情報協会資料
道路延長…自動車統計年報2015

懇談資料を見ると、京阪神圏・首都圏に対して中部圏は人口規模も人口密度も小さい上、自動車に利用が偏重しているという、公共交通機関にとって厳しい経営基盤であり、そこで中部県単独で経営しなければならない名鉄の困難さがよくわかります。

名古屋市の地下鉄のホームドアは順次整備が進んでいますが、最後の鶴舞線だけが未だに計画もない状況です。相互乗り入れしている名鉄の車両のドア位置の相違に対応させる課題が主にコスト的に解決できていないためです。

懇談で柴田議員が、この件の見通しや目標を質問すると、名鉄側は新型ホームドアの「コスト低減等による一層の普及促進のため」設置された国土交通省の「新型ホームドアに関する技術WG(ワーキンググループ)」に参画し、早期整備の努力をしてゆくことと、当面1日の乗降者数が10万人を超える名古屋駅・金山駅から順次整備してゆく考えであるとの説明がありました。

空見ふ頭などを視察

2月16日(木)、大規模展示場について党市議団が現場視察を行い、田口、山口、高橋、西山、柴田議員が参加しました。今回予算議会で審議される予算案に、空見ふ頭（東邦ガス空見工場跡地）に5万㎡の大規模展示場を建設する調査費が計上されました。愛知県は空港島に6万㎡規模の大規模展示場を計画しており、無駄な大型開発にならないか、慎重な議論が必要です。

ヘイト団体に公園使用許可しないで!緊急申入れ

２月19日(日)中区栄でヘイトスピーチデモが行われました。党名古屋市議団は、先だって2月15日(水)河村市長に対し、ヘイトデモの集合場所とされていた下園公園の使用を認めないよう緊急の申し入れを行いました。岡田、山口、青木、藤井、柴田議員が参加しました。

法務省の「差別的言動の具体例」や、事前規制策を検討している川崎市の動きに触れ、「ヘイトスピーチは言葉の暴力。厳正な対応をとることが強く求められる。市は公園の使用を認めるべきでない」と訴えました。人権施策を所管する市民経済局と、公園管理を所管する緑政土木局の2局から担当者が応対し「他の自治体の対応を見て判断する。現場で明らかな迷惑行為があれば注意する。」と述べるにとどまりました。申し入れの要点は以下の通りです。

ヘイトスピーチデモに関する緊急の申し入れ

２０１７年２月１５日

2月19日の当該団体における下園公園の使用を認めないこと。

関係部局および愛知県と連携し、集会やデモにおいて「ヘイトスピーチ」に該当する言動が認められた場合、ただちに中止要請を団体に申し渡すこと。

申し入れの様子は翌16日の朝日新聞に報道されました。

柴田民雄事務所前に郵便ポスト設置ご利用下さい

昨年12月、南分町1丁目に設置されていた郵便ポストが廃止され、地域の方から不便になったと声をいただきました。郵便局に問い合わせたところ、「置かせてくれる私有地を探している」とのこと。柴田事務所をお借りしている大家さんに相談し、さっそく許可が下りたので、柴田事務所前に2月18日(土)郵便ポストが設置されました。サイズも以前の南分町1丁目に設置されていた旧型のものより大きくなり、大型郵便物も投函できるようになりました。どうぞご利用ください。