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市政ニュースNo.125(2017-09-24)

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北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する

――経済制裁強化と一体に「対話による解決」に踏み出せ

2017年9月15日
日本共産党幹部会委員長 志位和夫

9月15(金)の北朝鮮によるミサイル発射をうけて党中央委員会が談話を発表しました。

一、北朝鮮は、本日、国際社会が強く自制を求めているもとで、再び太平洋上に向けて、通告なしに日本列島の上空を飛び越える弾道ミサイルの発射を強行した。これは、世界と地域の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議に違反した暴挙である。日本共産党は、厳しく糾弾し、抗議する。

一、世界と地域の平和と安定を破壊し、おびただしい犠牲をもたらす軍事衝突は絶対に回避しなければならない。

北朝鮮に対して、国連安保理決議を遵守し、これ以上の軍事的な挑発を中止するよう、厳重に求める。すべての関係国に対して、緊張を激化させる軍事的行動の自制を呼びかける。

一、9月11日に全会一致で採択された国連安保理決議は、経済制裁強化の措置を決定するとともに、「対話を通じた平和的・包括的な解決」を呼びかけている。危機打開と問題解決のためには、経済制裁強化が必要だが、それだけでは足りない。経済制裁強化と一体に、「対話による解決」の道に踏み出すことが不可欠である。

一、とりわけ米朝両国の直接対話はいよいよ緊急で切実な課題となっている。1994年の朝鮮半島危機を訪朝で解決に導いたカーター米元大統領は、米朝指導者間かそれに準じるレベルの対話を呼びかけている(12日)。欧州各国の首脳が、米朝間の対話を仲介する意向を表明している。国際社会および日本政府に対して、米朝両国に直接対話をうながし、危機打開と問題解決をはかるために、可能なあらゆる手立てをとることを強く要請する。

9月議会ダイジェスト①

議案質問:さはしあこ議員
「久屋大通公園条例の再開発について」

9月14日(木)の本会議で、さはしあこ議員が議案質問に立ちました。

9月定例会の議案にある「久屋大通公園の再開発」に関して、久屋大通公園のロサンゼルス広場などのある北部園地、テレビ塔などのある中央園地を民間活力(パークPFI手法)をつかって再開発するために、条例を改正して建ぺい率の制限を10%から14%に緩和すること、緑政土木局の管轄から住宅都市局の管轄に移管することについて、その理由・目的を質しました。局長は「周辺の再開発やエリアマネジメントなどのまちづくりと一体となって、このエリアの再生を図っていくため。建ぺい率の緩和は、すでにある建物で10%めいっぱいなため」と答弁。

豊かな緑・オープンスペースを残せ

さはし議員は「建ぺい率を緩和することは、久屋大通公園の貴重なオープンスペースを損なうことになるのでは」と質問。局長は「地被植物やさかえ川などの撤去等でオープンスペースとしての機能を十分に確保する」と答弁。

住民の声は届くのか

市民からは、整備を望む声がある一方、公園内の樹木の伐採や東西道路の閉鎖・公園化、南北道路の車線減などについては心配する声も。さはし議員は「公園の再生には、利用する市民の参画が不可欠だが、「パークPFI」制度で、利用者や周辺住民の意見を聞く機会があるのか」と追及。局長は「民間事業者には、これまで地域への周知や説明等で寄せられた意見を示すので公募手続きでは住民説明会は考えない」と答えました。

都市開発の一部になることが懸念される

さはし議員は「久屋大通公園の具体的な再生計画について市民の意見を聞く場を設けないのは問題。また、周辺の再開発などのまちづくりと一体に再生を図るという考えでは、民間企業が久屋大通公園を都市開発の一部として使用できるようになることが懸念される」と問題点を指摘しました。

議案外質問:青木ともこ議員

9月14日(木)の本会議で、青木ともこ議員が議案外質問に立ちました。

1.市立若宮商業高校の存続を求める

9月14日の市議会本会議質問で、青木ともこ議員は若宮商業高等学校の存続を求めました。生徒OBら関係者ぬきで強行する閉校に道理がないと迫る青木議員に、教育長は関係者への説明不足を謝罪しました。

保有資産「10%削減」を一律にあてはめるな

同校は例年、入試倍率は2倍程度、定員割れもなく市内からの通学割合は85%、卒業生の6割が就職し、内8割が市内の企業という地域にとって大切な学校です。今年度から新科目もでき、制服もリニューアルしたばかり(左図)。また9割が女生徒である同校は『女性の自立』支援としても重要で、閉校には道理がありません。青木議員は「市設整備再編整備の方針(2015年)の市保有資産「10%削減」目標を一律にあてはめ、市立高校を閉鎖することは教育的観点を欠く」と批判しました。

生徒・保護者の切実な願いに反する

青木議員は、「経済的理由で私立に通わせることができない家庭にとって、市立の若宮はなくてはならない高校」「私はこの学校がなければ公立高校に入れませんでした。楽しいし、商業を学べるいい学校。母校がなくなってほしくない」などの保護者や生徒の声を紹介。さらになごや子ども条例の「子どもが意見を述べる権利を保障する」を踏まえ、まずは生徒・保護者・同窓生などと意見交換会を早急に開催すべきと迫りました。

説明不足を教育長が謝罪

杉崎教育長は「新聞での報道があり、同窓会やPTAへの説明が後になってしまったことをお詫びする」と答弁。河村市長は「どうしたらいいのか、まずは相談してみるという姿勢でやってくれと(教育委員会に)言ってある」と苦言を呈しました。

教育長「一旦立ち止まる」と答弁

なお、この件では、9月19日の本会議で自民党の服部議員も質問。教育長は「市立高校全体の将来像について、一旦立ち止まり、改めて丁寧に議論した上で、しっかりと市民の皆様に説明してまいりたい」と答弁しました。(次号に続く)

市会議員柴田民雄 活動日誌

  • 12(火):議案説明会
  • 13(水):議会運営員会
  • 14(木):本会議
  • 15(金):本会議
  • 16(土):昭和区平和まつり
  • 17(日):原水爆禁止世界大会(長崎)報告会
  • 18(月):愛知県難病団体連合会第45回大会

(コラム:「上を向いて歩こう」はお休みします)

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