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市政ニュースNo.153(2018-04-08)

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2月定例会ダイジェスト④
個人質問(3/7)山口清明議員

介護保険料の値上げをくいとめるための
予防に重点を置いた長期的総合戦略を提案

3月7日の市議会本会議で、日本共産党の山口清明議員は介護保険料を抑えるための具体的提案を行ないました。

効果的な予防施策で介護費用を抑制

市は来年度、介護保険料を大幅値上げする予算案を提出しています(3/19可決)。山口議員は、保険料値上げをくいとめるためには、国に負担割合を増やさせ、市も一般財源から相当額を繰入れるとともに、介護費用の発生を抑えるための、介護予防に重点を置いた長期的総合戦略が必要だと力説。中央社会保険医療協議会の報告(2013年11月25日専門委員会)をもとに、

  1. 口腔ケアの徹底
  2. 高齢者サロンの抜本的拡大

を提案しました。

口腔ケアの徹底で疾病予防に効果

山口議員は、口腔ケアを徹底することが、誤嚥(ごえん)による肺炎や全身状態の悪化を防ぎ、介護や医療の費用を抑制すると指摘。「市立病院などから本格的に始めてはどうか」と求めました。

杉山勝健康福祉局長は「保健、医療、福祉関係機関と連携して普及啓発したい」と答えました。

高齢者サロン参加で介護予防に効果

山口議員は、65歳以上人口の約1割が高齢者サロンに参加し、介護予防で目に見える成果を上げている、愛知県武豊町のとりくみを紹介(グラフ)。「介護予防の分野に限って一般財源を繰り入れ、保険料の値上げを抑えるべきではないか」とただしました。

杉山局長は「一般財源を投入して保険料を引き下げるとことは考えていない」と答弁。しかしこの方針は「法令で定められたものではない」と述べました。

介護予防分野に一般財源を繰り入れよ

山口議員は「市民の負担増をどう抑えるかは、名古屋市の判断でできる。予防に力をいれている名古屋市こそ、思い切って保険料を引き下げる決断を」と求めました。

巨大地震による災害ガレキ、長期湛水域への対策を

山口議員は南海トラフ巨大地震の発生による、災害ガレキと長期湛水域への対応について質問しました。

市外から大量の災害ガレキが流入

名古屋市は、同地震で市内に790万トンの災害ガレキが発生すると推計しています。山口議員は「市内からの発生量の予測だけでは不十分。市外から河川を通じて流入する災害ガレキや、港湾機能の早期回復のための対策も想定する必要がある」と指摘しました。

横田明典防災危機管理局長は「広域的な相互協力が不可欠であるため、国、県及び港湾管理者と連携を図っていけるよう、関係局とともに検討したい」と答えました。

防災の基本に長期湛水域の形成を想定すべき

山口議員は、海抜ゼロメートル地帯では、津波による浸水だけでなく、津波が収まった後も長期にわたる湛水(たんすい)が予想されると指摘。「防災対策の基本に、長期湛水域の形成を想定すべきだ」と求めました。

横田局長は「国、県など関係自治体や様々な団体と連携・協力を図りながらしっかりと対応したい」と答弁。

山口議員は「局として国や関係自治体を引っ張っていく積極的なイニシアチブを発揮し、対策を急いでほしい」と注文。さらに、通常はスポーツ施設や緑地公園などで、災害時には柔軟に活用できるオープンスペースを意識的に確保するよう要請しました。

安倍9条改憲NO!3000万署名昭和区ジャンプ集会&パレードにご参加を

2018-04-14集会ビラ.pdf

4月14日(土)10:00〜川名公園にて、「戦争する国にしないで!いのちを守る3000万署名昭和区ジャンプ周回&パレード」が行われます。主催は、安倍9条改憲NO!いのちを守る3000万署名昭和区市民アクションと、集団的自衛権行使に反対する昭和区の会。昭和区九条の会/中京大学九条の会/ママの会@昭和・天白・緑などが共催です。ぜひご参加ください。集会後は御器所まで行進します。

午後は昭和区役所で演説会

同じ日の午後1:30〜は、昭和・天白・緑3区の合同演説会を行います。みなさんお誘い合わせてご参加ください。

市会議員柴田民雄 活動日誌

  • 27(火):定例朝宣伝[桜山], サンライズ国際シンポジウム, 法律相談
  • 29(木):競馬組合議会, 生活相談
  • 31(土):鶴舞公園多目的グラウンド開所式
  • 4/1(日):隼人池公園春まつり

(コラム「上を向いて歩こう」はお休みします)

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