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市政ニュースNo.171+172合併号(2018-08-12,19)

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柴田民雄市政ニュース2018-08-12_No171_172.pdf

LGBT自治体議連研修に参加

8月3日〜4日、大阪市で第3回LGBT自治体議連研修会が行われ、柴田議員と西山議員が参加しました。
研修1日目は、大阪市・宝塚市の行政担当者から、行政の取り組みの状況を聞き、宝塚大学看護学部教授で、日本思春期学会理事、厚労省エイズ動向委員などを務められている日高庸晴氏の15,000人規模の調査報告などを聞きました。
2日目は「LGBTなどの多様な性を生きる人やその周辺にいる人と、女性のためのリソースセンターQWRC(くぉーく)」の現場見学をし、現場の実態や苦労を聞きました。
博報堂LGBT総合研究所が全国の20〜59才の10万人に対して行なった調査(有効回答89,366)によると、5.85%がLGBTであり、人権の問題として、行政の差別的な施策は廃止させ、改善する必要があります。現在、渋谷区、那覇市、世田谷区、宝塚市、伊賀市、札幌市、福岡市、大阪市が同性パートナーシップ制度を実施し、淀川区、横浜市、関市、浦添市、大津市が、レインボー宣言などLGBT支援の宣言を出しています。名古屋市では6月議会で西山議員の質問に答えて、河村市長が「同性パートナーシップ制度」を作ると答弁しましたが、まだ具体的な動きはありません。
一方で自民党の杉田水脈衆議院議員の「LGBT支援の度がすぎる」という発言など、差別的言辞が政権与党の中から出てくるという異常な事態も起こっています。
同議連世話人5人は、「責任ある公党として必要な対応や処分を行う」ことや「所属議員による誤解や偏見に基づく差別を払拭する」よう「当事者やそれに呼応する国民の声真摯に受け止めた対応を」求める声明を発表。研修後は、街頭で訴えました。
 

高校生の描く原爆の絵原画展が名古屋で

柴田議員が昨年9月議会で取り上げ、春には健康福祉局が複製画のパネルを50枚製作することになった、広島平和記念資料館の企画する、広島市立基町高校創造表現コースの生徒が描く原爆の絵の原画10点が、名東区のピースあいちに来ています。丸木位里・俊「原爆の図」第11部と合わせて、ぜひご覧ください。
7月29日(日)に行われたギャラリートークには、現役高校生とOB、顧問の先生と、丸木美術館の学芸員さんが来名。柴田議員とさいとう愛子議員が参加しました。
開催期間:2018年9月2日(日)まで
開館日・時間:火曜日~土曜日(祝日の場合も開館)午前11時~午後4時
入場料:大人 600円 小中高生 200円  ※入館料 大人300円 小中高生100円を含みます。
〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台2-820
TEL/FAX 052-602-4222

6月定例会ダイジェスト⑥

主な議案に対する各会派の態度 (7月4日本会議)

7月4日に採決が行われた6月定例会の主な議案に対する各会派の態度は以下の通りです。
天守閣木造化にかかわる木材調達の94億円余の契約議案については、日本共産党はもちろん反対しましたが、自民党の二人の議員も反対の意思を表明しました。しかし、その他の会派の賛成により可決されました。一方で、木造復元そのものが2022年までに竣工できるかどうか事態も危ぶまれる状況が報道されており、エレベーター問題も含めて、矛盾は激化する一方です。早急にやるべきことは、現天守の耐震補強であり木造化ではありません。

議案名

各会派の態度

結果

 

2018年度名古屋市一般会計補正予算(第1号)(アジア大会招致金、就学援助の小学校入学準備金支給の前倒し)

可決

名古屋市市税条例等の一部改正(給与所得控除と公的年金等控除が10万円引き下げられたので、10万円の所得増とみなされないよう非課税限度額を10万円引き上げる等)

可決

名古屋市計画提案に係る規模を定める条例の制定(都心部開発の規制面積を0.5㏊から0.3㏊~0.2㏊に緩和)

可決

契約の締結(まだ文化庁の認可もないままに名古屋城天守閣整備事業の木材2323本の調達に94億円)

*○

可決

指定管理者の指定(高校生などの利用が多い近鉄伏屋駅の駐輪場を有料化し指定管理に。10年間)

可決

財産の処分(武豊野外活動センター跡地20万㎡のうちの一部6万㎡を武豊北インター用地に3億円で売却)

可決

2018年度名古屋市一般会計補正予算(第2号)(民間のブロック塀の撤去助成。当初60件分を300件に増加。主要4紙への新聞広告400万円や広報30万円など2740万円)

可決

〇=賛成 ●=反対  共:日本共産党 自:自民党 民:名古屋民主 公:公明党 減:減税日本ナゴヤ
契約の締結議案の自民(*○)は、2名が反対しました。

 

意見書の結果と提出会派 (6月27日議運理事会)

6月定例会の本会議に提出する議員提案議案として、意見書案が議会運営委員会で審議されました。共産党から提案した意見書案のうち二つは、他会派の反対で取り下げ(否決扱い)となり、一つは他会派の類似案と一本化して可決されました。

件名

提出

結果

幼児教育・保育の無償化に関する意見書(案)

自民

種子の安定供給・品質確保に関する意見書(案)

自民

地方財政の充実・強化を求める意見書(案)

民主

旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書(案)

公明

*○

日本年金機構の情報セキュリティ一対策の見直しを求める意見書(案)

公明

**×

骨髄移植手術等の医療行為により抗体が失われた場合のワクチンの再接種制度の実施を求める意見書(案)

公明

年金の支給業務に関する意見書(案)

共産

**×

旧優生保護法下の優生手術被害者に対する補償及び救済等の実施を求める意見書(案)

共産

*○

財務省の公文書改ざんなど一連の行為についての真相究明等を求める意見書(案)

共産

×

日本年金機構の個人情報及び年金記録の適切な管理を求める意見書(案)

減税

**×

 
○は可決された意見書。全会一致でないと本会議に提出されません。
*公明と共産の類似した内容の意見書は一本化の調整をして可決。
**公明・共産・減税の、類似していても内容が大きく異なる3案は、話し合いでもまとまらず、いずれも否決扱いに。
 

市会議員柴田民雄活動日誌

  • 31(火):定例朝宣伝[荒畑]
  • 8/1(水):昭和区公職者・区政協力委員長会議
  • 2(木):水道事業民営化問題学習会
  • 3(金):LGBT自治体議連研修
  • 4(土):LGBT自治体議連研修, 原水爆禁止2018世界大会
  • 5(日):原水爆禁止2018世界大会
  • 6(月):原水爆禁止2018世界大会
(コラム「上を向いて歩こう」はお休みします)
 

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