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市政ニュースNo.37(2016-01-31)

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柴田民雄市政ニュース2016-01-31_No.37

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1/25議会改革推進協議会で議員定数削減議論

1月25日(月)16:30〜市議会各会派の団長・幹事長で構成される、議会改革推進協議会(第5回)が開催されました。議員定数のあり方について、各会派の態度表明が行われました。自民は7人減、民主は10人減、公明は10%減、減税は10人減すべきとの考えを示しました。日本共産党は、政令市の中でも議員一人あたりの有権者数は3番めに多く(つまり有権者一人あたりの議員数は3番めに少ない)、これ以上の削減は少数意見を排除することになり、民意を反映するには最低限度の定数である、ということから現状維持を求めました。この状況を各会派持ち帰り、次回の協議会で結論を出す予定です。2月議会に条例案を出す意向という報道も流れていますが正式決定ではありません。

また、議員報酬についても話題となりました。前回、市長に対して、議員報酬の制度値について特別職報酬等審議会への諮問を依頼することを決め、その決定に従って議長・副議長が市長に依頼したところ拒否されたことから、議員報酬の特例値(現在制度値は1,584万だが、当面の間800万とするという特例とされている)のあり方を議題としたいと提案されました。自民・民主・公明・減税は賛成。日本共産党は、制度値を800万とすれば良いので、特例値を議論する必要はないこと、そして、議員報酬よりも、政務活動費の削減の議論に早く入ることが、本来の議会改革の趣旨に沿ったことであることから反対しました。

議員報酬の特例値(制度値1,584万を基準とする)について各会派の意見は、自民は10%減。減税は800万を維持。公明は、報酬を減らせば議員の質が上がるということではないことがはっきりした、職責に見合う報酬額は保証することは必要(額は明言せず)。民主は、制度値を報酬審議会で示して欲しいが、拒否されたのでやむを得ない(額は明言せず)。日本共産党は、議員報酬が争点となったのは2011年の出直し市議選で、800万という民意が示された。その後の2015年の市議選では議員報酬は明確な争点となっておらず、その民意は生きている。800万を制度値とすべきと述べました。

議員報酬の特例値について、各会派で持ち帰り、次回意見を述べ合うこととなりました。
次回の日程は未定です。

閉会後、以下の幹事長談話を発表しました。

2016年1月25日

名古屋市議会の議員定数削減に反対し、市民生活を守る議会改革をすすめる

日本共産党名古屋市会議員団
幹事長江上博之

  1. 本日の議会改革推進協議会において、議員定数について各会派の意向が発表された。自民党は7減。民主党は10減。公明党は1割減。減税日本は10減。日本共産党は削減に反対し、現状維持を求めた。次回の協議会で、最終の取りまとめとなった。
     たとえば、議員定数の7削減により、名古屋市人口は2010年国勢調査によると2,263,894人であり、議員一人あたり30,185人から33,292人へと3,107人増加し、それだけ民意が議会に届きにくくなり、「身を切る改革」どころか「民意を削る改悪」である。
  2. 日本共産党は、現状の75を維持することを求める。今、なぜ議員定数を削減する必要があるのだろうか。議員一人あたりの人口は30,185人で、政令都市20のうち、横浜市、大阪市に次いで、議員一人あたりの人口が多い。議会の意思は、市民の意思を鏡のように議会に反映しなければならない。
     また、名古屋市会議会基本条例第16条2項で、議員定数については「各層の多様な民意を市政に反映させるために必要な人数を確保」するとしている。
     以上の趣旨を踏まえれば、今、議員定数を削減する必要はなく、現状を維持することである。
  3. 本日の協議会では、議員報酬800万円の特例値について協議し、次回に各会派の意向を求めることとなった。これは、議員定数を削減して身を削るといいながら、身を太らせる議員報酬引き上げを行おうという動きである。
  4. 日本共産党は、議員報酬について、選挙での公約であり、現行の年800万円の継続を求めるものである。
     また、愛知県議会でも問題となっている政務活動費について、議員一人あたり月10万円、年120万円削減し、総額9000万円の削減を行い、市民生活を守る議会改革に全力を尽くすものである。

以上

1/21~22大都市特別委で京都・大阪・神戸の区のあり方を行政視察

私と、山口清明市議の所属する大都市制度広域連携特別委員会の行政視察で、1月21日(木)~22日(金)、京都市・大阪市・神戸市のそれぞれの区のあり方についての独自の工夫の様子を見てきました。現在名古屋市も、住民にとって市政がより身近なものとできるように、区のあり方を検討しているところです。歴史的背景や文化の異なる3つの都市のそれぞれの区のあり方の工夫の様子を見て、名古屋市もより一層住民の皆さんに近いところで意思決定ができる仕組みづくりが必要であり、その制度改革にさらに知恵を絞りたいという意欲が湧いてきました。

1/21昭和区の会戦争法学習企画に160人超

1月21日(木)18:30~高齢者就業支援センター5F大会議室にて、カトリック名古屋教区の松浦司教を迎えて行われた、集団的自衛権行使に反対する昭和区の会主催の戦争法連続学習企画「宗教者の考える日本のこれから」には160人を上回る皆さんが集まり、立ち見の出る大盛況となりました。ともにがんばりましょう。

1/26戦争法の廃止を求める2000万署名推進学習交流会に200人超

1月26日(火)18:30~労働会館東館ホールで行われた2000万署名推進学習交流会には、200人を超える参加者で会場は立ち見の出る大盛況でした。

コラム:上を向いて歩こう

第6回:カノープス

惑星や太陽・月を除いて全天で最も明るく光る星(恒星)は、おおいぬ座のシリウス(中国では天狼星)です。冬の大三角形の下の星として有名ですね。その明るさは-1.5等級、つまり1等星のおよそ10倍の明るさです(星の等級は1等級小さくなると2.5倍明るくなります)。では2番めはご存知ですか?
あまり知られていませんが、全天で2番めに明るい恒星は、シリウスを南に下ったりゅうこつ座のカノープスで、シリウスの約半分の明るさ(-0.7等)です。太古の文明が栄えた中国黄河流域では、南の地平線すれすれに現れるこの明るい赤い星を、「南極老人星」や「寿星」と呼び、この星を一目見ると寿命がのびると言いならわして来ました。名古屋の緯度は黄河流域とほぼ同じ(北緯約35°)なので、やはりカノープスは見られたら幸運というぐらい低くしかのぼりません。
実際に見るには、南に水平線の見渡せる海辺へ行くか、南に障害物のない高いビルなどに登って見ると良いでしょう。2月上旬なら21時頃真南2°ぐらい(腕をいっぱいに伸ばした親指の幅ぐらい)の高さにのぼっています。防寒対策はしっかりと。

 

市会議員柴田民雄活動日誌

  • 21(木)-22(金):大都市連携特別委員会視察[京都・大阪・神戸]
  • 23(土):昭天瑞民商婦人部新春の集い市政報告と歌
  • 24(日):戸田東町内会防災訓練
  • 25(月):議会改革推進協議会傍聴
  • 26(火):定例朝宣伝[御器所駅], 日本軍「慰安婦」問題の解決を求める会 中川・中村・愛知のみなさんと懇談, 2000万署名学習会
  • 27(水):健康診断, 座間宮ガレイ参院選勉強会

 

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