名古屋市長選挙の結果について
4月23日(日)投開票で行われた名古屋市長選挙は、市民団体「新しい名古屋をともにつくる会」が擁立し、革新市政の会も支援して闘ったいわき正光(まさてる)氏は、195,563票(得票率29.17%)を獲得しましたが、残念ながら当選には至りませんでした。昭和区では、いわき氏は11,024票を獲得。得票率は33.61%と16区で最高の得票率でした。
投票率は36.90%と過去3回の市長選を下回る低投票率となり、現職の河村たかし氏は454,837票(得票率70.83%)でしたが、絶対得票率では全有権者の26%しか河村氏に投票していないことになります。
今回の選挙は、どの政党からも直接の推薦を受けない市民型の選挙ということで、自民・民進・公明・共産の4市議会会派がそれぞれの形で推す方式で進められましたが、市民税減税の問題や、河村市長の問題を幅広い市民に広げきることができませんでした。
一方で、この選挙戦を通じて、市民税減税をやめて学校給食の無料化を、などの市民要求を他会派のみなさんとともに訴えるという、かつてない取り組みが行われました。田口一登党市議団長は25日の記者会見で、「市民との共同、他会派との共同を強めて、市民要求を実現したい」と決意を語りました。
ジョブサポートセンターbeing桜山・吹上総会
4月21日(金)、手をつなぐ育成会のジョブサポートセンターbeing桜山と吹上の支部総会に、柴田議員が参加し、「障がい者の皆さん一人一人の権利が尊重され、余暇に文化も楽しめる人間らしい暮らしができる名古屋市をつくれるよう、全力でがんばります」とごあいさつしました。
名古屋市学童保育連絡協議会総会に参加
4月23日(日)、名古屋市学童保育連絡協議会の第37回定期総会が名古屋市博物館で開催され、柴田議員が党市議団を代表して登壇しました。
学童保育の施策は、国の制度が特に指導員の処遇の改善で前進があったのに伴い、名古屋市の制度としても助成金の額は増加してきています。しかし、それにともなって事務処理の厳格化が求められるようになり、本業を他に持ちながらの父母による運営で行うには過剰な負担もかかってきています。また、本山革新市政時代の大きな遺産である、専用室プレハブの無償貸与の制度も、その質的な前進は遅々として進まず、さらに家賃補助の実態に即した増額や、地代補助の創設など、名古屋市独自の施策として前進が求められているものが沢山残っています。
柴田議員はあいさつで「天守閣より学童プレハブの木造化を」の声を届け、本市独自の施策の前進に全力で奮闘する決意を表明しました。
名古屋市文化振興事業団主催事業戦争を語り継ぐ演劇公演「噂」「約束」
名古屋市文化振興事業団主催・東文化小劇場セレクトシリーズ「戦争を語り継ぐ演劇公演」の「噂」「約束」が上演。
【第3弾】 噂
天橋立と「軍事機密法」。
日時:4月27日(木) 15:00開演
28日(金) 15:00開演
29日(土)①11:00開演 ②15:00開演
30日(日)①11:00開演 ②15:00開演
(開場は開演の30分前)
企画・構成・演出・脚本:伊藤 敬 /
脚本:山岸千代栄 / 取材:はっとりちはる /
資料提供:三井百生
【第4弾】 約束
満州開拓義勇隊に志願した少年は、あの人との約束を忘れなかった…。
日時:5月4日(木) 15:00開演
5日(金) 15:00開演
6日(土)①11:00開演 ②15:00開演
7日(日)①11:00開演 ②15:00開演
(開場は開演の30分前)
企画・構成・演出・脚本:伊藤 敬 /
脚本:福村芳博 / 資料提供:内田 茂
【料金・問合】
会場:東文化小劇場(東区大幸南1-1-10 地下鉄ナゴヤドーム矢田駅①出口)
料金:<日時指定・自由席>
大人3,500円(前売・当日共)高校生以下2,000円(前売・当日共)
※友の会会員・障がい者手帳等お持ちの方は300円引(前売りのみ)
(セット割5,000円は4/26で販売終了)
問合:東文化小劇場 TEL:052-719-0430
コラム:上を向いて歩こう
第26回:GWは都会を離れて流星群ゴールデンウィークの5月6日頃、みずがめ座η(エータ)流星群が極大を迎えます。
流星群は、放射点の近くの星の名前で呼ばれます。それぞれの星座の星には明るい順にα(アルファ)β(ベータ)γ(ガンマ)δ(デルタ)ε(エプシロン)ζ(ゼータ)η(エータ)…とギリシャ文字のアルファベット順に名前がつけられていて、ηはその星座で7番目に明るい星という意味です。
みずがめ座η流星群は母天体が有名なハレー彗星で、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」の「三大流星群」に次ぐ規模で毎年活動しています。日本など北半球の中・高緯度の地域では、放射点が高く昇らないため、見える流星の数が少なく、あまり注目されていませんが、放射点の高度が低いため、放射点から離れた空が広く見える分、経路の長い見事な流星が観察できることがあります。
今年は、極大の前後2~3日間の、夜半過ぎに月が沈んでから薄明が始まる午前3時半ごろまでの間、条件よく流星を観察することができます。極大当日より極大の前のほうが、月が早く沈み、有利です。天の川が見えるような空の暗い場所で観察すると、1時間に5個程度の流星を見ることができるかもしれません。
観察には、空を広く見渡せる暗い場所で、望遠鏡や双眼鏡は使わず、漫然と全天を眺めるようにしましょう。レジャーシートなどを敷いて寝転がるのが楽です。なお、まだまだ未明には冷え込みますので、寒さ対策はしっかりと。うっかり眠ってしまうと風邪をひきますよ。
市会議員柴田民雄 活動日誌
● 19(水):集団的自衛権の行使に反対する昭和区の会スタンディングデモ
● 20(木):桜山宣伝, 八事イオン前宣伝, 昭和区九条の会
● 21(金):御器所宣伝, ジョブサポートセンターbeing桜山支部総会, サポートセンターbeing吹上支部総会
● 22(土):西友御器所店前宣伝
● 23(日):名古屋市長選挙, 名古屋市学童保育連絡協議会総会
● 24(月):平和行進昭和区コース実行委員会
● 25(火):定例朝宣伝[御器所駅], 総務環境委員会請願審査
◆お詫びと訂正◆
No.102(2017-04-16発行)の1面左下の表中、70歳の夫婦の年収300万円は、220万円の間違いでした。本文中の記述が正しいものです。お詫びして訂正いたします。