65歳以上新型コロナワクチンクーポンの配布始まる
名古屋市の65歳以上の方への新型コロナウイルスワクチンの無料接種クーポンの配布が始まりました。
しかし、区役所など接種会場のスケジュール一覧や、ワクチンを打ってもらえる民間医療機関のリストは同封されておらず、ウェブサイトを見てください、となっています。
また、必ず予約を、と書いてありますが、予約方法はコールセンターへの電話か、ウェブで、となっており、例によってつながらない電話、そしてインターネットは使えない高齢者はどうしたらいいのか、と不安と不満の声が渦巻いています。名古屋市には、早急にコールセンターの対応を増強するとともに、インターネットが使えない高齢者へのサポート強化を求めます。
原稿執筆時点(4/22)における、接種会場スケジュール、昭和区内の民間医療機関のリスト(裏面)を掲載しますのでご活用ください。
新型コロナウイルスワクチン集団接種会場・接種スケジュール[昭和区](要予約)(予約には市配布のクーポンが必要です)
(注)接種時間 水曜日・木曜日・土曜日:午後 / 日曜日:午前・午後
なお、ウェブ予約ページは↙こちらです。名古屋市公式ウェブサイト( city.nagoya.jp )から直接リンクしています。
なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンター
電話:050-3135-2252
受付時間:午前9時から午後5時30分(平日のみ)
現在、コールセンターでは、集団接種会場の5月12日から6月30日までの予約を受けつけています。(予約には市配布のクーポンが必要です)ファックスでの予約は受け付けていません。必ず、コールセンターへの電話またはウェブで予約していただく必要があるとのことです。
また、かかりつけ医などの医療機関等での個別接種は5月下旬から始まる見込みとのことです。個別接種の予約はコールセンターでは行えません。厚生労働省が公開する「コロナワクチンナビ」で最新の予約受付状況を確認の上、予約が始まっている場合は、掲載されている予約方法で個別に予約する必要があります。
なお、インターネットが使えないなどお困りの方は柴田民雄事務所[Tel: 052-858-3255]までご相談ください。お手伝いします。
敬老パス同意書問題補足
前号の記事で、敬老パスの「同意書・口座登録票」について、利用回数制限に同意しなくても敬老パスはもらえます、とお知らせしましたところ、「同意しなければ回数制限が適用されないかのような誤解を与える」とのご指摘をいただきました。
当局の答弁は「個人の乗車実績取得にかかる事項のみ同意していただけば敬老パスの利用は可能」というものであり、回数制限に同意するかしないかに関わらず敬老パスはもらえますが、年間730回の回数制限が適用されなくなるわけではありません。利用回数制限については、議会で議決すれば止められます。新型コロナの影響で市バス地下鉄の利用が減り、2020年度敬老パス利用実績が予算の1/3を残す状況となっており、当面回数制限を導入する合理的理由がありません。議会論戦を支える、大きな世論と運動で利用回数制限の導入を中止させましょう。