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ともがき No.252 (2023年10月)

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インボイス制度の本当のねらいは

インボイス(適格請求書)制度が10月から実施されます。業者間の取引上の消費税に関わる制度となっていますが、とても恐ろしい内容が含まれた制度です。一体どんな影響が私たちにあるのでしょうか。

9/17(日)栄で行われたインボイス反対集会で訴える皆さん

① 物価が高騰します!

電気代を例にしますと、個人住宅の屋根にあるソーラーパネルで余った電気を電力会社に買取りされた売電収入に、インボイス制度が適用され消費税の納税が発生します。電力会社が各個人にかわり消費税を国に納税しますが、肩代わりした消費税分を電気料金に上乗せして徴収することを国が認めています。その金額は580億円と試算されています。このような仕組みで色々な物がインボイス制度により値上がりすると思われます。

② 日本の文化・職人技が消滅します!

マンガやアニメ、演劇・音楽などを支えているのがフリーランスと呼ばれる個人事業主です。道路や橋・住宅やマンションなど現場で実際に建設に当たっているのが一人親方と言われる個人事業主です。

多くの個人事業主は年間の所得が300万程度で技術を磨き、日本の文化を担っています。インボイス制度は今まで課税されなかった、個人事業主の少ない所得からも容赦なく消費税をむしりとる制度で、実施されると多くの個人事業主が生活できなくなり、廃業を余儀なくされます。小・中小業者から一人当たり、年15万円の増税になります。これでは日本の文化や技術が消滅してしまいます。

③ 最大のねらいは消費税率の値上げー軍事費捻出!

政府の税制調査会ではインボイス制度定着後に消費税率15%への引き上げをすでに検討しています。

(インボイス導入のねらいは、欧州並みの20%程度にする布石を打つこと、国民すべてにかかわる重大問題です。<赤旗>日曜版9月17日付記事)

実施されたとしても、あきらめず中止の運動を広めることが必要です。是非、実施中止の運動にご協力ください。

(昭和・天白・瑞穂業者後援会会長 榊原 晋さん)

池内福祉会有志後援会でドキュメンタリー映画「沖縄、再び戦場(いくさば)へ(仮題)」スピンオフ映像上映会実施

ヘリコプター離着帯(ヘリパッド)建設や新型輸送機オスプレイ配備に反対する沖縄県東村高江の住民たちの姿を記録した、ドキュメンタリー映画「標的の村」を制作した三上智恵監督が、新たなドキュメンタリー映画「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」(仮題)を制作中です。その作品の公開が早くても2024年春以降なるため、それまでの間にも、刻々と変わっていく沖縄の状況を共有するためにと作られたスピンオフ映像(45分程度)の上映会を、9月20日(水)池内わらべ保育園ホールにて開催しました。

参加者は、党外の方6人(うち子ども1人)を含む、16人でした。再上映や個人視聴含め、延べ19人が視聴しました。

宮古島での弾薬庫建設の反対運動をしている人たちの姿や思い、自分たちが暮らしている町中に戦車や武器が持ち込まれることに抗議している人たちの姿など、様々な形で沖縄を再び戦場化するための準備がされていることが生々しく描かれていました。また、ずっと反対運動をしてきた人たちの中にも、どれだけ運動しても計画が進んでしまうことへのあきらめ感みたいなものもでてきていて、「団結が分断されたものを、結集するのは難しい」と語る住民の姿が印象的でした。

映像を見た後、沖縄出身の元池内わらべ保育園職員の知念さんからも、今の沖縄や南西諸島の現状をお話ししていただきました。「沖縄のこのような状況の中で生活している子どもたちのことを想像してほしい」という話がありました。

参加者の感想では、「沖縄を犠牲にしている。8年前に安保法制が成立したことで、軍備が進んでいる。」「実際を知るってすごいこと」「弾薬庫の建設などを市長が許していることに腹が立ってくる」「沖縄の人の心が踏みにじられている」などが出されました。また、「戦争への準備が知らない間に進んでいる、声を上げていける今が大事」と話し合いました。

「多くの人に見てもらいたい」という三上監督の強い思いを感じ、私たちは何をするべきか考える機会になったと思います。

(党池内福祉会有志後援会ニュースより)

観てきました 映画「福田村事件」

平日の午後、シネマスコーレは小さな映画館だが補助席が出るほどの満席。

関東大震災時に各地で起きた「朝鮮人虐殺」、そして朝鮮人に限らず“善良な人々”が虐殺された負の歴史の全容が明らかになる。100年もの間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』、行きかう情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られた群衆の暴動が描かれており、単なる過去の事件では終わらない。メディアのあり方や権力からの圧力に翻弄される今を生きる私たちも同じ。どこでどうすれば止められたんだろう。自分はこの中でどんな動きをするんだろうか。加害者にならないとは言い切れない。「負の歴史を記憶しなければ、人間は過ちを繰り返すだけ。」森監督は映画を通して負の歴史を伝える。考えることはたくさんある。考えるのは私たち。

=あったことをなかったことにする人たち=

歴代知事が毎年送付していた関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文を、小池百合子都知事は6年連続で拒否。日本の歴史が記録する虐殺を真っ向から否定、過去の悲惨なできごとを無視。松野官房長官は8月30日の記者会見で、関東大震災当時の朝鮮人虐殺について「政府内において事実関係を把握する記録は見当たらない」と述べコメントを避けた。反省や教訓の言葉もなかった、こんな日本で、過ちを繰り返さないでいられるのだろうか。

9月24日より伏見ミリオン座で引き続き上映。俳優さんたち、本当に素敵でした。行商人永山瑛太さんの言葉が胸に刺さります。

映画っていいですね。自分ではうまく伝えられない思いも、映画のお知らせなら簡単。その後はご覧になった方にお任せです。

皆さん、是非観てください!

(御器所学区 P-chan)

タンクが林立する東京電力福島第一原発=2021年2月
9/16付しんぶん赤旗より

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定

※雨天中止

宣伝日時間場所備考
10/4(水)8:00〜8:30桜山定例朝宣伝
10/6(金)17:00〜18:00八事日赤お帰り宣伝
10/11(水)8:00〜8:30川名定例朝宣伝
10/13(金)17:00〜18:00御器所お帰り宣伝
10/16(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい
10/20(金)17:00〜18:00荒畑お帰り宣伝
10/21(土)11:00〜11:45バロー滝川スーパー前
10/25(水)8:00〜8:30いりなか定例朝宣伝
10/27(金)17:00〜18:00桜山お帰り宣伝
11/1(水)8:30〜9:00八事日赤定例朝宣伝
11/8(水)8:00〜8:30御器所定例朝宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

10/3(火)SNS活用講座14:00〜/18:30〜昭和区委員会事務所
10/4(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
10/10(火)15:00〜前進座「あかんべぇ」団体鑑賞市民会館ビレッジホール
10/14(土)16〜17:00東海ブロックキャラバン宣伝(昭和区内)川名公園/シャンピア/鶴舞駅
10/19(木)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点
10/20(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所
11/6(月)9:30〜後援会バス旅行「紅葉の中津川蛭川温泉岩寿荘〜岩村城址散策」昭和消防署北「がブリチキン。」前

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