2月12日(水)
午後、山田洋次監督の「小さいおうち」を鑑賞しました。
2時間超の作品ですが、全く長さを感じない、緊張感に満ちた展開。そして魅力的な女優さんたち。全編を支配するのは、しずかに忍び寄ってくる戦争にあらがえない庶民の悲しみです。
主演女優の黒木華(くろき・はる)さんが、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞して一躍話題になったので、まだしばらく上映が続くと思いますが、急いでご覧になることをおすすめします。
この原作で直木賞を受賞された中島京子さんは、日刊ゲンダイのインタビューの中で安倍暴走政権について「民主主義の底が抜けた」と以下のように語っています。
この小説を書いたのは安倍政権の前です。当時は「もしかしたらちょっと怖いな」という感じでした。でも、一昨年、安倍政権が誕生し、あっという間に時代が進み、今は「もしかしたら」が外れた感じがしますね。本当に私、怖いです。
まさに、安倍暴走政権による、現在進行形の戦争の準備に対する、鋭い警鐘を打ち鳴らす作品です。
「永遠のゼロ」で感動したという若い世代の声を聞くにつけ、また、東京都知事選で極右の田母神候補に20代の24%が投票したという話を聞くにつけ、「みんなこっちの方を是非見てほしい!」と強く願わずにいられません。ここには、一片の美化も無い、東京の中流階級の家庭における、リアルな戦争の現実があります。
愛知県下では以下のような映画館で上映が続いてます。突然終わってしまうこともあるので、お早めにご覧下さい。
ミッドランドスクエアシネマ | 052-527-8808 |
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ | 052-659-0111 |
イオンシネマ・ワンダー | 052-509-1800 |
ミッドランドシネマ名古屋空港 | 0568-39-3911 |
イオンシネマ大高 | 052-629-2323 |
MOVIX三好 | 0561-33-3400 |
ユナイテッド・シネマ豊橋18 | 0532-38-0888 |
ユナイテッド・シネマ稲沢 | 0587-21-4996 |
ユナイテッド・シネマ阿久比 | 0569-47-1300 |
TOHOシネマズ津島 | 0567-22-0050 |
TOHOシネマズ木曽川 | 0586-84-1410 |
TOHOシネマズ東浦 | 0562-82-2950 |
イオンシネマ豊川 | 0533-83-1100 |
シネプレックス岡崎 | 0564-72-6400 |
イオンシネマ岡崎 | 0564-72-3024 |
中川コロナシネマワールド | 052-303-8511 |
小牧コロナシネマワールド | 0568-72-8145 |
安城コロナシネマワールド | 0566-74-8511 |
半田コロナシネマワールド | 0569-22-2662 |
春日井コロナシネマワールド | 0568-33-1340 |
豊川コロナシネマワールド | 0533-85-5510 |
夜は、民主商工会の申告相談会にお邪魔して、ご挨拶をさせていただきました。
みなさん、是非当選してほしいとおっしゃっていただき、だからこそ選挙前だけでなく、日常からきめ細かく要求実現のために汗をかいてほしいと、厳しいご指摘もいただきました。
はい、頑張ります。
2月13日(木)
昼間はパソコンのお客さんのところでお仕事。
いよいよ名古屋市の予算が編成されるにあたって、リニア新幹線が来ることを前提として、大規模開発に大きな予算をつぎ込む、古くからの自民党流の政治にすっかり戻ってしまっていることがはっきりとわかりました。
2/8(土)のリニア新幹線学習会でも感じましたが、JR東海が全額負担して行う開発だから、という理由だけで、公共交通機関の使命を捨てて、結果的には日本中を巻き込んでの大規模な税金の無駄遣いを行うことになる懸念の大きい事業に対して、国会も県議会も市議会も何も疑問を呈しないというのは、いかにもおかしいことです。
ましてや、失敗するか成功するかもわからないリニア新幹線を当て込んで、ストロー現象で名古屋を落ち込ませないための対策を打つのだと、名古屋駅周辺の大規模開発に莫大な税金を投入しようという計画を進めるなどというのは、「ちょっと待て」と言わなければならない重大な問題です。
需要予測を甘く見積もって、莫大な借金を抱え込み、結果的に数十億円の税金を投入せざるを得なくなったリニモを引き合いに出すまでもなく、このような桁違いの大規模開発は、将来にわたって大きな負債を残すことにつながります。
むしろ、今の私たちの暮らしを暖めること、保育・福祉・医療・教育を充実させ、中小業者を応援し、所得を引き上げ購買力を高めて市場を活性化することこそが、長期にわたりすぎた不況の街に元気を取り戻させる、最善の策だと考えます。
リニア新幹線と名古屋駅一帯開発の問題、そして名古屋市の2014年度予算に関する問題については、改めて「見解」のコーナーで稿を起こしたいと思います。
2月14日(金)
この日は、前夜の大雪が残る悪条件でしたが、日本共産党愛知県委員会で県下の地方議員さん、地方議員予定候補の皆さんが集まって学習会を行いました。もとむらさんも加わって、共に愛知県政と地方自治体の政治の抱える共通の問題点、予算編成の特徴などを学びました。愛知県全体の皆さんの熱い思いと強い決意をお聞きして、改めて身の引き締まる思いでした。
2月15日(土)
午前中は、予定していた高辻シャンピアポート前での宣伝が中止になり、学習で過ごしました。
午後は、川原学区を回りました。猫が飼いたいとおっしゃる方が見えたので、ひらき座の座長も縁組みをしたという、「アイラの会」を翌日ご紹介させていただきました。野良猫を保護して、保健所で殺処分されてしまう前に里親との縁組みを行う取り組みをされているNPOです。猫好きの方で、猫を飼う条件のおありの方は、ぜひどうぞ。生命が救われます。
そのあと、パソコン出張レクチャーへ伺いました。
夜は学童の父母会でした。今後はこんな立場になってしまいましたので、誤解されないように、NPO会長も交代をし、いちOBとして応援して行くということで確認をしました。
2月16日(日)
この日は一日、昭和・天白・緑の皆さんが一堂に会する会議でした。もとむらさんもあいさつに見えて、あらためて決意表明をされました。もとむらさんの日々の奮闘ぶりを見習って頑張らなければと思っています。
緑区では県会議員を必勝で、さらに市議は2議席を取りに行くとの方針です。
天白の現職田口市議、緑区の現職さはし市議に加えて、昭和区予定候補の私、緑区の二人目の予定候補(未定)、そして緑区の県議予定候補(発表は3/4予定)の、県・市合わせて5人の必勝をかちとろうという、未曾有の取り組みとなります。あらためて、皆さんから寄せられている期待の熱さと大きさを感じる一日となりました。
皆さんのお力無しには成し遂げ得ない、大きな挑戦となります。どうぞよろしくお願いします。
夜、天白区内のパソコンのお客さんのところで出張レクチャーでした。
2月17日(月)
この日は、午前中パソコン出張レクチャーでした。
午後、吹上学区を地元のみなさんと訪問しました。
1/18の新春のつどいにもご参加くださった方が、切れていた日曜版を再開してくださいました。ありがとうございます。
そして、吹上学区との境目にある広路学区のコンビニエンスストアを経営されている、学童のOBさんが、塀の外側向きにならポスターを貼っていいよ、と言ってくださいました。ありがとうございます!嬉しい!目立ちます!
夜は塾講師のあと、夜中になっても急いで来てほしいというパソコンのお客さん宅へ訪問。
Windows xp のサポート打ち切り問題の他にも、Yahoo!Groups というメーリングリストのサービス終了という大きな出来事がおこっており、このお客さんの場合、10本以上の、合わせて数千人のメンバーのメーリングリストを、運営していたため、その移行作業が大変なことになっていました。
どんなときでも困ったときに飛んで行ける身軽なサービスを売り物にしていたわけですが、今後は、この仕事も徐々に整理して行かなければなりませんね。現在、塾講師も合わせて跡継ぎを募集中です。くわしくはお問い合わせください。
2月18日(火)
この日は、早朝駅頭宣伝を八事日赤駅前で、10人近い皆さんとともに行いました。
安倍自民党暴走政権に真っ向から対決している政党は、唯一日本共産党だけであることを訴えました。
ちょうど地下鉄に降りて行くエレベータの入り口前だったこともあり、エレベータに乗った人がドアのしまるまでの時間、真正面で向き合って話を聞いてくださる感じになり、中には、会釈をしてくださる方や、笑顔でうなずきながら話を聞いてくださる方などみえて、手応えを感じることができました。
そのあと、午前中、松栄小学校で2014年度から始まるトワイライトルームの説明会に参加しました。
聞いて驚いたのは、日にもよりますが、児童数が200人に達することもあるとのこと。これまでのトワイライトスクールの運営のご努力で事故も無く過ごして来れて良かったとはいえ、今後もこのあり方のままで果たしてよいのかどうか、改めて考えさせられる説明会でした。
トワイライトスクールと学童保育のそれぞれの目的に沿った発展を図るためには、やはり一体化ではなく、それぞれ別の事業として実施した方が良いということは、かねてから主張している通りです。
教室2部屋程度の広さに、200人を超える児童がひしめく日もあるようなトワイライトスクールに、無理矢理学童保育機能を追加するのはやはり無理があります。
そうではなく、同等程度の保育料負担で、学童保育に預けられるような助成金を学童保育に支出した方が、合理的だと思いますが、皆さんはどう思われますでしょうか。
また、トワイライトスクール自体も、小学生に限定せず、地域の子ども連れの親子から18才未満の子どもまで自由に利用できるような、「児童館」としての機能をもたせて、安全管理と地域解放を両立する取り組みとして発展させてゆけると良いと思います。その方が、これまで、子どものためにと運営に力を尽くして来られたかたがたの苦労に報いることにもなるだろうと思います。
大規模開発に予算をつぎ込むのではなく、子どもの幸せのために努力を重ねてきた地域の方々が、もっとも納得のいく形に予算を配分することこそ、必要だと思います。
トワイライトルームと学童保育についても、また改めて、見解のコーナーで稿を起こしたいと思います。
この日の午後は、民主商工会の申告相談会にごあいさつにうかがったあと、広路学区で、買い物難民の住民の皆さんのために、自宅のガレージを開放して出張八百屋をされているお宅を訪問しました。じつはこのお宅は、僕の父方の叔父が学生のころからお世話になっていたという縁のある方で、ご高齢とはいえ、地域の方の信頼も厚く、私のポスターも貼り出していただいています。昨年の市長選のときから、名前はかねがねお聞きしていたものの、今年になってやっと家の場所を知ったというていたらくでまったく申し訳ありません。こんごともよろしくお願いします。
さらに、そのあと、新日本婦人の会の英会話小組にも、急遽ごあいさつにお邪魔させていただけました。
夜は、「公共交通としてのJRのあり方を考える愛知懇談会」に出席しました。記念講演「リニア新幹線は再考せよ」は、問題点が大変わかりやすく、公共交通機関としてのJRの使命を全うせよ、という運動を大いに起こすべきだということがよくわかりました。
愛知鉄道フォーラムの発展的解消と、新たなJRの課題に対応する懇談会の結成ということで、私も一員に加わらせていただきました。
焦眉の課題として、リニア新幹線問題をどう市民に広げてゆくか、私もおおいに動いてゆきたいと思います。
さらに、そのあと、短時間だけでしたが、名古屋市学童保育連絡協議会の区連協会長会議に顔を出させていただきました。
なかなか盛りだくさんの一日でした。