四日市公害資料館を視察
10月23日(金)、日本共産党名古屋市議団で、三重県四日市市に今年の3月21日に開館した「四日市公害と環境未来館」を視察し、四日市市議会で日本共産党四日市市会議員団の加藤市議と懇談しました。
「四日市ぜんそく」の名で、四大公害として教科書にも載る四日市。私自身が南区で「柴田ぜんそく」の公害被害者であったことが自分の政治活動の原点となっていることもあり、公害の歴史を記録にとどめる資料館がオープンしたと聞いて、ぜひ見に行きたいと思っていた場所です。
世界一の投影星数というプラネタリウムを含む四日市市立博物館の中の2階部分が丸ごと公害資料館として運営されています。
予想を超えるしっかりとした展示で、昭和40年頃のアパートの暮らしや小学校の教室を再現していて、少しでも当時の実感を再現させようという努力が感じられました。
解説ムービーもしっかり作られており、歴史の負の遺産を隠すのではなく、しっかりと受け継ぎ、その上で、未来に向かって環境先進都市を目指すという志を感じました。
ぜひ名古屋市でも、公害との闘いをしっかり記録する資料館を実現させたいと思います。
その後見学した四日市市議会は、本会議場の発言席が対面型になっていました。合併した町の議会の机を運びこんで実現したのだとか。円形に配置されている名古屋市会の本会議場の議席配置は全国的にも珍しいのです(大政翼賛会の名残とも言われます)。きっぱりと市長と対決する形で発言できるのはいいなと思いました。
旧来の当局を背にする発言席も残っているのですが(一括質問一括答弁の場合はこちらで発言)、ほぼすべての議員が対面式の発言(一問一答方式)をしているとのことです。
全国リニア問題交流会に380人
10月24日(土)午後、ウィルあいちにて、「リニア中央新幹線問題を考えるつどい」が日本共産党中央委員会の主催で行われ、全国から380人あまりが集まり、会場は開会前に満杯となりました。9兆円を超える巨大開発を告発し、安倍政権の暴走から自然と生活環境を守る共同を語り合いました。
閉会あいさつで藤野保史衆院議員は「必要性がなく環境破壊など許容性もないことがはっきりしました。国会でも地域でも一点共闘を広げて阻止しましょう」と訴えました。
あいち赤旗まつりに8000人
11月1日(日)大高緑地公園であいち赤旗まつりが開催され、好天にも恵まれて愛知県じゅうから8000人を超える皆さんが集まりました。山下よしき書記局長、井上さとし参議院議員、池内さおり・もとむら伸子・島津ゆきひろ衆議院議員ら5人もの国会議員が中央舞台に並ぶのは久しぶりの光景だと感動の声。なんとしてもすやま・たけだ両参院予定候補を国会へ送り出そうと決意を新たにしていました。
昭和区の店のさんま寿司は、トラブルで予定以上の数がとどいたにもかかわらず完売。初挑戦のイカ焼きも大好評でした。貸切バスも満員で楽しく帰りました。