柴田民雄市政ニュース2018-09-02_No174.pdf
健康と環境を守れ!市民団体が市長と交渉
8月10日「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」の皆さんが名古屋市と交渉を行いました。河村市長も参加し、党市議団からは柴田議員など8人が同席しました。
●リニア工事での地権者などへの対応●新幹線と名古屋高速の騒音●都市計画道路整備計画の廃止●庄内川の環境改善●大気汚染公害の根絶と被害者救済の5項目が話し合われました。
市長は庄内川の浄化や国道23号線の大型車通行ルールなどでは前向きの姿勢を見せましたが、リニアや都市計画道路では、歯切れの悪い答弁に終始。引き続き強い取り組みが必要です。
また、市長は事前に要望書をちゃんと読んでいないのでは無いかと思われる場面もあり、自分の興味のあるテーマ以外は、市民の要望に真剣に向き合おうとしない姿勢は相変わらずでした。
御器所駅地下駐輪場の水漏れについて
「御器所駅の地下駐輪場の水漏れがひどいことになっているので見に行ってほしい」との市民の方からの声を受けて、8月21日(火)現場の自転車駐車場管理人の方から聞き取り、24日(金)には、所管の緑星土木局からの聞き取りを行いました。
今御器所駅の地下駐輪場は、いたる所で天井から漏水が起こっており、何箇所もバケツと、足元注意のコーンが置かれています。また天井板が広範囲で剥がされたままの状態になっており、なかには配線がむき出しになって、水が滴っている部分もあって、漏電しやしないかと、誰もが不安に思う状況になっています。(防水配線にはなっているとのこと)
説明によると、現在の御器所駅地下駐輪場の漏水は、数年前から指摘されていて、すこしずつ対応してはきたものの、その規模も漏水箇所も増加の一途をたどり、対処が追いつかない状況になっているとのこと。現在は、根本的な解決のため、漏水の原因調査を行うために、天井板を外したままにしているところで、調査ができ次第、年度内には対応の業者選定を行って対応しようとしているところだとのこと。
実は、桜通線の駅に併設されている地下自転車駐車場が、軒並みほとんどが漏水のトラブルに見舞われていて、自転車利用課では、現在その対応に追われている状況だとのことです。
地下構造物は、宿命的に地下水の浸み出しから逃れることはできないものですが、それが利用者の上に降って来ないようにするのが当然です。桜通線の開通に伴っていっせいに作られた地下駐輪場がいっせいにトラブルを起こしているということで、事情はわからなくもありませんが、もう少し事前に計画的に対策を取ることはできなかったのか。減税をテコにした行き過ぎた「行政改革」が、市民サービスの低下につながっている典型とも言えます。
当局によれば御器所駅を始め、桜通線の駅付属の地下駐輪場の漏水対策は、年度内は現状のままの状況が続く見込みです。柴田議員は、利用者の方の不安が少しでも軽減できるよう、現状の説明と、今後の見通しについて、掲示を行うようにすることと、配線がむき出しに見える部分については、早急に安全対策を施すよう求めました。
原水爆禁止2018年世界大会-広島に参加②
原爆の記憶継承に取り組んでいる姿を学ぼうと、8月4日(土)~6日(月)広島で開催された原水爆禁止2018年世界大会-広島に柴田議員が参加しました。(連載)
2日目の5日(日)広島市総合福祉会館で行われた分科会「被爆体験の継承・実相普及と援護連帯活動」に1日参加しました。「黒い雨」の体験一つとっても、証言を重ね合わせながら分析することで新しい事実が解明されてゆくことや、当時の、何が起こっているのかもわからない状況の中で目撃した出来事を、のちの研究の成果を受けて、補強し、修正しながら語り継いでゆくことの重要性。政府によって隠蔽されている事実を丹念に暴いてゆく努力がよくわかりました。特に名古屋大学名誉教授の沢田昭二さんの被爆体験は衝撃的で、黒い雨にならなかった場所での内部被爆の研究は大変貴重で重要です。(続く)
市会議員柴田民雄活動日誌
- 21(火):定例朝宣伝[いりなか], 地方議員研修会
- 22(水):地方議員研修会, 映画「コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方〜」上映会
- 24(金):名古屋の国保をよくする会署名スタート集会
- 25(土):生活相談, 「原爆と人間」パネル展
- 26(日):松栄学区「ひなんじょ隊」仮設トイレ設置訓練