F35A戦闘機の試験飛行が再開
防衛省が8月28日、翌日8月29日以降、順次、F35ステルス戦闘機の試験飛行を再開すると発表したのをうけて、もとむら伸子衆議院議員が怒りのtweetを発表。以下もとむらさんの連続tweetを再構成して掲載します。
F35試験飛行再開については、愛知県営名古屋空港、岐阜基地の周辺は住宅密集地であり、F35ステルス戦闘機の試験飛行を再開するべきでないと防衛省に申し上げましたが、曇りでない天気がよい日であれば再開するとのことでした。(※)夜間や雲に入ってしまうと「空間識失調」になりやすいからとのこと。
8月2日、防衛省が、愛知県、岐阜県、岐阜市、各務原市、岐南町、笠松町、扶桑町には知らせているとのこと。
春日井市、小牧市、豊山町からは個別に説明をとの要請があったようで、8月16日に説明に行ったそうです。愛知県の場合、県営名古屋空港、小牧基地関係の情報は、愛知県が一括して受けて、それから市町村に知らせるという方式をとっています。ですので、名古屋市、春日井市、小牧市、豊山町には、F35試験飛行再開について8月2日には情報がいっていたのではないかと思われます。
F35ステルス戦闘機の試験飛行再開について、愛知県や岐阜県などの関係自治体に防衛省は「ご理解いただいた」と言っていましたが、その情報が一般に公表されたのは本日28日。
住民の皆様に知らせずにご理解を得たというのはどういうことでしょうか(怒)
2019/8/28もとむら伸子Twitterより
防衛省F35B戦闘機導入を決定改修「いずも」ではまず米海兵隊が使用
防衛省は8月16日、航空自衛隊が導入する短距離離陸・垂直着陸可能な戦闘機として、最新鋭ステルス戦闘機F35Bを正式に決定したと発表しました。攻撃型空母に改修する方針の海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」型での運用も想定。
また「いずも」の改修をめぐっては、米海兵隊トップのバーガー総司令官が21日、海兵隊のF35Bの「いずも」使用の可能性を明言。これは、安保法制に基づく海外での米軍の戦争で「いずも」型護衛艦が米軍F35Bの出撃拠点になる危険性を裏付けるものです。米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)にはF35Bが16機配備されており、2020年代前半には32機態勢にする計画。
「いずも」型では、1隻あたり10機のF35Bが同時運用可能とされています。
防衛省は今年度軍事費に、「いずも」「かが」の2隻を改修するための調査費7000万円を計上。さらに、米国製武器の大量購入というトランプ米大統領の要求に応じ、自衛隊もF35Bを42機導入する計画です。
F35A? B?
F-35はいずれも、レーダーから発見されにくいステルス型の機体を持つ短距離での離着陸が可能な最新型戦闘機ですが、AとBの主な違いは、Bがエンジンノズルを真下に向けることなどでヘリのように垂直着陸可能である点です。空母との運用で、海のどこからでも強襲作戦が可能となり、専守防衛からは完全に逸脱した兵器となります。(図はWikipediaより)
映画「米軍が最も恐れた男カメジロー不屈の生涯」上映中
映画「新聞記者」も
『米軍(アメリカ)が最も恐れた男カメジロー不屈の生涯』は、2年前に公開され大ヒットした前作の続編。瀬長亀次郎さん(カメジロー)の「人間性」焦点を当てて、沖縄と暮らす人々に政治/権力と向き合うことの大切さを説く。
名演小劇場で8/31(土)~9/20(金)
9月8日(日)16:20の回上映終了後には佐古監督らの舞台挨拶もあります。
同じ期間で、映画「新聞記者」も上映されています。詳しくは劇場へ
※追記:原稿執筆時点では9/14以降未定でしたが、9/8時点では、「新聞記者は」9/13までの上映とのことです。ご注意ください。
名演小劇場名古屋市東区東桜2-23-7
(上映時間案内)Tel:052-931-1741
第13回昭和区平和のつどいにご参加ください
戦争のない平和な社会に生きるために「憲法9条を生かそう!」と13年継続している昭和区平和のつどいが9/22(日)11:30〜昭和文化小劇場で行われます。
記念講演の講師は「安保法制に反対するママの会」発起人の西郷南海子さん。
ISに破壊されたシリア北部の街コバニで、復興のために手作りでラジオ局を立ち上げた大学生の姿を追ったドキュメンタリー映画「ラジオ・コバニ」(69分)の上映もあります。
柴田前市議も第2部の開幕太鼓や、トランペット演奏などで出演します。
平和を考え文化と交わる1日に、ぜひお誘い合わせてご参加ください。
日時:2019年9月22日(日)11:30~
場所:昭和文化小劇場(地下鉄鶴舞線川名駅徒歩1分)
参加費:500円(映画含む・障がい者・大学生以下無料
詳しくは昭和区九条の会まで