天守閣木造復元問題 市が説明会
名古屋市主催の「名古屋城天守閣木造復元市民向け説明会」が市内8カ所で開かれています(昭和区では12/4(水)昭和区役所と12/7(土)公会堂大ホール)。
天守閣の木造復元計画をめぐっては、「市民の暮らしが大変なときに、なぜ期限を切って天守閣の木造復元をすすめるのか」「505億円にのぼる建設費を、入場料だけで本当に賄えるのか。税金で補填となれば市民サービスがますます削られるのか心配」との声や「今ある天守閣の耐震化こそ急ぐべきではないか」などの意見が数多く市議団に寄せられています。
また、“計画には賛成”という人からも、「障がいのある人もない人も、みんなで最上階に上がれることは最低条件だ」との意見が少なくありません。
名古屋城で今、最優先で行うべきことは、現天守の耐震化・老朽化補強であり、“史跡の国宝”とされる、石垣の調査・保全・修復に力を注ぐことです。
2022年12月を完成期限とする、竹中工務店との基本協定は破棄し、天守閣の今後のあり方については広く市民の意見を聞きながら検討していくことこそ、必要ではないでしょうか。
ぜひ、多くの市民のみなさんが説明会に参加されるよう呼びかけます。
問合せ:観光文化交流局 名古屋城総合事務所 Tel: 052-231-1700
要支援の通所サービス強制終了を見直し!
市民のみなさんの運動と市議団の論戦の成果
安倍政権の2015年度の介護保険法改定で、要支援1・2の人の訪問介護・通所介護が保険給付から外され、市町村が運営する「総合事業」に移行されました。それに伴い、名古屋市の通所サービスに6カ月の期限が設けられ、利用者に大きな不安を与えてきましたが、名古屋市は10月30日付で「6カ月強制終了」を見直す通知を出しました。
市民団体のみなさんの運動と市議団の論戦の貴重な成果です。
強制終了の見直し求め質問
岡田ゆき子市議は、名古屋市が2017年1月に行った訪問介護事業所へのアンケート調査の結果を示し、市議会でこの問題を追及しました。
「ミニデイ型」の通所施設では、市が作成した「予防プログラム」を実施することになっていますが、「利用者の状態が6カ月で改善できたか」の問いに、「改善できている」と答えた事業所はわずか15.8%にとどまります。「どちらとも言えない」が36.8%、未回答は36.8%でした。
6カ月という短期間では、効果は測れないというのが多くの介護事業所の認識です。
岡田市議は、市の検証報告でも同様の意見が出されていることを指摘。「現場の声を素直に受け止めて、“6カ月で強制卒業”の仕組みをやめ、基準緩和型そのものを見直す」ことを求めました。
市民団体と共同し市政を動かす
共産党市議団は、市議会での論戦とともに、愛知県社会保障推進協議会など市民団体のみなさんと共同して、名古屋市への要請や問題点の指摘を繰り返し行い、制度の見直しを求めてきました。
こうした運動が市政を動かし、来年4月から、通所施設を利用している7割に相当する人が基本チェックをした上で、継続して通所サービスを利用できるようになります。
引き続き、介護保険制度改善に力を合わせましょう。
食で子どもの未来が変わる!ゼン・ハニーカットさん講演会
講演会のご案内です。以下Facebookページから転載。
ゼン・ハニーカット(Zen Honeycut)さんは3人の息子さんのアレルギー症状や自閉症の原因が遺伝子組み換え食品にあった事を自ら突き止め、食材を変える事で子どもたちの症状を劇的に改善させた経験からMoms Across America(マムズ・アクロス・アメリカ)を創立し、母親たちのネットワークを通じて食の改善を訴えています。食卓から家族の健康を守り、世界を変えていくまでの具体的なお話を伺います。
山田正彦さんは元農林水産大臣。「日本の種子(たね)を守る会」創立・顧問。新刊「売り渡される食の安全」は発売と同時に重版。世界と逆行する日本の食の現状などについてお話を伺います。
生物学者の河田昌東先生にもご登壇いただきゲノム編集食品などについてのお話もしていただく予定です。
小さなお子様とも一緒に聞いていただけます!※おにぎりなど持参されても大丈夫です(ゴミは持ち帰ってください)
17時より安全美味しい食材が買える小さなマーケットもあります。(講演終了後は買えません)
とのこと。
日時:12月3日火曜日 18時30分開演
場所:日本キリスト教団 名古屋中央教会(東区久屋町8-6)
通訳、資料代として1000円(学生以下無料)
ご参加下さい平和のともしびウォーク
毎年日米開戦の日12/8に、九条の会などでつくる実行委員会主催で行われている「平和のともしびウォーク」が今年も全市で行われます。
昭和区コースは御器所交差点近くの天神町公園で17:30〜集会、18:15に出発し、今池西公園に向けて歩きます。今年は龍踊りも登場?
ぜひご家族お誘い合わせてご参加下さい。