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柴田民雄ニュースNo.90(2021-12-05)

定例朝宣伝・スーパー前宣伝のお知らせ

※雨天中止です

宣伝日時間場所備考
12/7(火)8:30〜9:00八事日赤駅早朝駅頭宣伝
12/14(火)8:00~8:30川名駅早朝駅頭宣伝
12/18(土)11:00〜11:45バロー滝川店スーパー前宣伝
12/21(火)8:00〜8:30御器所駅早朝駅頭宣伝
12/28(火)8:00〜8:30荒畑駅早朝駅頭宣伝

お近くの方はぜひご参加ください。

参院選に向けて改憲No!の巨大な包囲網を!

憲法9条改憲への危険な新局面が生まれています。岸田首相は、11月10日の記者会見で、憲法改定の実現にむけ、「党内の体制を強化すること」「国会における精力的な議論を進めること」を指示するなど、前のめりの発言を繰り返しています。「敵基地攻撃能力の保有」、GDP(国内総生産)比2%への軍事費の増額など、自衛隊を海外派兵型の軍隊につくりかえる大軍拡が進められようとしています。維新の会と国民民主党が、「憲法改定論議の加速」で合意し、自民党の改憲策動を応援・後押ししていることも重大です。

自民党のWebサイトに掲載されている資料によると、彼らの目論む憲法「改正」の焦点は、①「自衛隊」の明記(条文の新設)、②緊急事態対応(条文の新設)、③合区解消・地方公共団体(条文の拡充)、④教育充実(条文の拡充)の4つであるとしています。

しかし、③は憲法の求める一票の平等を、合区を解消しながら実現しようと思えば、定数を増やせば済むことですし、④は普通に国会で議論し、教育予算を増やして、実行すればいいだけです。いずれも憲法を変える必要はありません。つまり、彼らの目的は①と②であり、日本を、戦争をスムーズに遂行できる国家に変質させることにあります。

狙いは9条破壊

①の自衛隊明記は、集団的自衛権を行使する「軍隊」として自衛隊を位置付け、米軍と一体に、地球の裏側まで派遣し、「敵基地攻撃能力」と称する先制攻撃を可能にするものです。武力による威嚇・武力の行使・戦争の永久放棄、戦力の不保持、国の交戦権の否認という、憲法9条の平和主義の原則を全面的に書き換え、先制攻撃すら可能とする、まさに戦争国家の憲法に書き換えようというものです。

危険な緊急事態条項

さらに危険なのが、②の緊急事態条項です。これは、内閣が緊急事態を宣言すれば、国会を招集することなく、閣議決定だけで、法律に相当する命令を国民に出すことができるようになるもので、簡単に独裁を許してしまうことにつながる、非常に危ない性格の条項です。

さすがに憲法9条を真正面から改悪し、戦争国家にする憲法改定には、世論も反対が多かったので、③や④を持ち出してきて、カジュアルに憲法改定をやっちゃおう、という4点セットにしているものです。

9条を改定し、海外で何の制約もなく戦争をする国づくりをすすめ、東アジアの平和と安定に重大な逆流と危険をつくりだすたくらみを、絶対に許してはなりません。

「9条改憲NO! 全国市民アクション」が新しい憲法署名「憲法改悪を許さない 全国署名」を呼びかけています。

11月27,28日に行われた日本共産党第4回中央委員会総会で、この署名を日本共産党としても位置づけ、5月3日を節に1000万の規模でとりくむことを決めました。改憲勢力の策動に対して、「9条守れ、憲法生かせ」を掲げ、草の根からの国民的な大運動で応えましょう。圧倒的な世論で、改憲勢力を包囲しましょう。

あなたのお力をお貸しください!

平和のともしびウォークにご参加を

80年前の1941年12月8日は、日本が米国に奇襲攻撃を仕掛けて、1931年から続いていた日中戦争を、アジア・太平洋戦争に拡大させた象徴的な日です。この日を忘れず、日本が二度と戦争を繰り返さないために、平和への思いをともしびにして持ち寄り、歩こうと始まった平和のともしびウォークは今年で16回目になります。ぜひご参加ください。

日時:2021年12月8日(水)6時~8時
場所:天神町公園(御器所駅南西)~今池西公園
問合せ:昭和区 馬渕090-3153-7855
詳しくは昭和区九条の会webサイト https://showa9.nagoya

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