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ともがき 第257号 (2024年3月号)

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【寄稿】 能登半島地震被災地支援ボランティアに行って

一般社団法人つなぐ子ども未来 代表理事 安藤綾乃

「安藤さんも被災地に行ってもらえますか」子ども食堂にある食品もって、中区にある被災地支援を行う「NPO法人レスキューストックヤード」に食品を届けに行った際、そう声をかけてもらったのがきっかけでした。

しんぶん赤旗2/14付より

石川県を中心に起こった能登半島地震の被災地支援の為に、2024年1月10日から5日間、石川県穴水町へ私はレスキューストックヤードのボランティアの一員として入りました。公民館「プルート」という町の中心地にある避難所でのボランティア活動を行うことがメイン作業でした。子ども食堂の名前で入ったので、炊き出し要員かと思っていましたが、そこは避難所の看護師業務が中心になりました。避難所の方々の健康状態の把握、要介護者へのサポートが中心でした。プルートには子どもがほぼおらず、9割9分が65~100歳の高齢者。一時は400人程いた避難所でしたが、車中泊や自宅に戻った方も多く、200人程まで減っていました。電気は復旧していましたが水は流れず、一時はトイレが屎尿で床一面汚染され、悪臭と汚物の山のような時期もあったようです。災害ボランティアを中心に、避難者自身がボランティアとして参加をし、自分たちの生活環境を整える自治が出来上がっていました。そうやって「小さな社会」ができたおかげで、震災当初から2週間程で、トイレなど衛生環境は整い、清掃担当や食事担当など分業して整うものかと思っていました。

「さわやか交流館プルート」被災前の全景(穴水町サイトより)

しかし、被災者本人が全員参加をするわけではなく、「私だけ」「あの人は参加しない」など、ネガティブな感情からボランティアに参加が出来なくなる住人なども出て、被災者が被災者を支えることの、心の葛藤を垣間見ました。70代が90代を支えることが普通な避難所環境は、正に高齢化社会の縮図でした。一人一人の空間はプライバシーもなく、内緒の話も着替えもままならない環境でした。何日も同じ下着をつけている方も多く、自衛隊のお風呂に介護ができないので、入れない方もいました。日中は自宅に帰り整理をする方もいましたが、半数程は介護もあり帰れない、「着のみ着のまま」避難といった感じでした。マット一枚のエリアが「一人分の部屋」である為その場を死守するために、神経を尖らせている様子も見て取れました。食事は炊き出しをしてくださる調理プロフェッショナルが日替わりで入っていたので、防災食を食べることがほとんどありませんでした。避難所と車中泊では生活のレベルが違うだろうと感じざる負えないことが多かったです。

水がない、トイレがない、プライバシーがない混沌とした被災地は、建物の崩れにまして混乱を助長させることを改めて感じました。いずれ来るであろう大地震に備え、個人ができることを改めて考えさせられる機会になりました。

*安藤さんは、昭和区内で「子ども食堂」の運営をされています。看護師の免許と経験が生かされた救援活動をされました。お疲れさまでした。

4年ぶり後援会「新春のつどい」 楽しく70人でつどいました

司会の遠藤宜子さん

1月28日、生協文化会館(本山)で開かれた「新春のつどい」は、「裏金問題をスクープした赤旗が池田議員逮捕につながる等共産党の出番、元気にやってきましょう!」と佐藤典生後援会長の挨拶で始まりました。

佐藤典生後援会長

冒頭あいさつで、すやま初美(比例東海ブロック予定候補)は「日本の政治は夜明け前」であることを実感している、「地域を回れば自民党は物価高騰に対してまともな対策もない、政治資金パーティーで裏金づくりか」と怒りが渦巻いている。1月に開かれた第29回党大会に参加し①党のASEAN訪問で外交ビジョンが発展したこと、②ジェンダー平等を党綱領に書き加えた4年前の前党大会、その後の社会が大きく進展したことなど感想を交えて報告されました。もとむら伸子衆議院議員の議席を守り抜き、比例東海ブロックで2議席の実現の先頭に立って頑張りぬく決意を述べました。

すやま初美 衆院比例東海ブロック予定候補

やはり大会に参加した椿野地区委員長からは映像を交えて報告していただき(大会の雰囲気が伝わりました)、自民党政治を終わらせる決意みなぎる大会になったと。「父ちゃんはお仕事に行ってくる」と大会にでかけたので、夜、自宅のお子さんと電話でやり取りしたとのお話に場内が和みました。

椿野昭天緑地区委員長(当時)

交流会は「ホッとするーず」有志の皆さんの歌で始まりました。替え歌で「野党、市民共闘讃歌や平和の歌など3曲。「私は共産党の花はタンポポだと思うんです」との指揮者の言葉が心に残りました。

ホッとするーず有志の皆さん

柴田さんのギターと鹿島さんのトランペットによる「ガソリンまみれのオートバイ」は沖縄で実際に米兵が起こした事件から生まれた歌で胸が熱くなったとの感想も寄せられました。

柴田元市議と鹿島さん

名古屋青年合唱団で活躍の脇谷さんと昭和区在住でシンガーソングライター山岡さんのステージは沖縄への思い、平和への思いを心にしみる歌声で届けてもらいました。

脇谷さんと山岡さん
吹上後援会のクイズ
保育後援会のマジック

各後援会からは、豪華景品付きのご当地クイズや政治家クイズ、体ほぐし体操やマジックなどもあり各地域や職場の紹介を情交えての楽しい時間となりました。最後は皆さんからの提供品の数々ゲットを目指してビンゴゲームで盛り上がりました。 (遠藤宜子)

世論調査岸田内閣支持率

時事通信 支持率 16.9% 不支持率 60.4%
毎日新聞 支持率 14.0% 不支持率 82.0%
読売新聞 支持率 24.0% 不支持率 61.0%

確定申告の時期に入り、フリーランスや業者の方々が納税のための手続きに出向いているニュースが取り上げられています。「我々は1円でも間違わないように申告し支払うのに、裏金づくりは許せない!」「脱税行為だ!」と口々に。内閣支持率は国民の怒りの表れですね。

自民党政治を終わらせましょう!

後援会街頭宣伝―日曜版見本誌が沢山の方々に

バロー滝川店前で訴え

共産党と後援会は定例で、各地下鉄駅で朝夕宣伝を行っています。また、後援会独自ではスーパー前宣伝をシャンピア前、滝川バロー前などで午前11時から行っています。(日程表あります)日曜版が裏金問題など数々のスクープを連発し、テレビやラジオなどが「赤旗日曜版」を取り上げています。テレビカメラが赤旗編集局内を紹介したり、編集局長を取材したりとかつてなかった事がおきています。そのせいもあってか、街頭で日曜版の見本誌をお勧めすると1時間ぐらいの間に数十部を受け取っていただけます。受け取る方々は年齢層を問わず、通り過ぎてからわざわざ、受け取りに戻る若者なんかもいて嬉しくなります。

内容の濃い、娯楽性もある日曜版です。定期購読者が増えるともっと嬉しいですね。ともがき読者でまだ読まれていない方は是非ともお読みください。

しんぶん赤旗2/24付より

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定(雨天中止)

宣伝日時間場所備考
3/1(金)17:00〜18:00桜山おかえり宣伝
3/6(水)8:30〜9:00八事日赤定例朝宣伝
3/8(金)17:00〜18:00川名おかえり宣伝
3/13(水)8:00〜8:30御器所定例朝宣伝
3/15(金)17:00〜18:00荒畑おかえり宣伝
3/16(土)11:00〜11:45シャンピアポートスーパー前宣伝
3/18(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい宣伝
3/22(金)17:00〜18:00いりなかおかえり宣伝
3/27(水)8:00〜8:30桜山定例朝宣伝
3/29(金)17:00〜18:00八事日赤おかえり宣伝
4/3(水)8:30〜9:00川名定例朝宣伝
4/5(金)17:00〜18:00御器所おかえり宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

3/6(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
3/19(火)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点
3/15(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所

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