トピックス

ともがき 262号 (2024年8月号)

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私たちの未来社会についてもとむら伸子衆議院議員と語り合いませんか

私たちが毎日一生懸命働いても、支払われる賃金・対価は十分でなく生産手段をもつ使用者に搾取されている賃金があります。資本主義を終わらせ、生産手段を社会化し、公平に利潤を分配する共産主義の経済体制になれば、私たちはもっと短時間の労働で生活ができ、労働時間以外の自由な時間を享受することができるのではないでしょうか。

「科学的社会主義の礎を築いたカール・マルクス(1818~83)とフリードリヒ・エンゲルス(1820~95)は社会主義・共産主義の最大の特徴として『人間の自由』という言葉を幾度となく繰り返し、それを可能とする社会のあり方を一貫して追求し続けました」(志位和夫『Q&A 共産主義と自由―資本論を導きに』)それは『資本論』という書物になり現在でも世界中で広く読まれています。(2010年世界三大ベストセラー)

カール・マルクス(左)とフリードリヒ・エンゲルス

社会の主人公は私たちです。こんな社会になったらいいな、ワイワイガヤガヤと、もとむら伸子衆議院議員(要請中)と一緒におしゃべりしませんか。

  • 日時:8月31日(土)午後1:15~3:45
  • 場所:吹上コミュニティーセンター
  • 昭和区鶴羽町1-9
  • (地下鉄荒畑駅②番出口より徒歩5分)
もとむら伸子衆議院議員

戦後79年の8月を迎えました

軍事費倍増、敵基地攻撃能力の保有、沖縄南西諸島への日米軍事基地の強化、核兵器禁止条約には未だ署名せず。日本は戦争する国に向かっているのではないでしょうか。

「サイズの合わない下駄」

(村雲学区 Aさんの証言から)

1945年、当時4歳の私は家族と共に伏見町に暮らしていました。そして3月12日の名古屋大空襲の夜、眠っていた私は母に起こされ、家族や近所の人と家のすぐ近くの防空壕に避難しました。やがて防空壕の周辺の雑草が燃え出し、「ここでは危ない、他に行こう」と避難していたしていた全員で火の手が上がっていない方へ走り逃げました。何とか他の防空壕にたどり着き、大人たちが入れてくれるよう必死に頼んだのですが「ここはもう一杯だ。あんたたちなんかもう入れんぜ」と言われました。仕方なく自分たちの防空壕に戻り、不安な一夜を過ごしました。

翌朝、大人たちと焼野原を歩き、昨日入れてもらえなかった防空壕にたどり着きました。一緒にいたおじさんが中を覗いて「全員、死んどるわ」と言いました。昨夜防空壕に入れてもらえなかった私たちが生き残ったのです。

私は気づくと裸足で歩いており、大人が落ちていた下駄を拾って履かせてくれました。サイズの合わない下駄を履いて中村の祖父の家まで行く間の足の痛みを今でも忘れることができません。

愛知・名古屋 戦争に関する資料館パンフレット『愛知・名古屋 私たちのまちにも戦争があった〜平和について考えよう〜』より

「保育園児と平和を!」

(I保育園幼児クラスニュースより)

幼児クラス(3歳~5歳)では、今夏も子どもたちと「平和」につて考え、知っていきたいと、第1回目は“幸せ”について話し合いました。まず、手遊びで、♪幸せなら手をたたこう♪と子どもと対面ではじめ、2人、3人と仲間を増やして盛り上がる。考えたり、話を聞くだけではつまらないから。

♪しあわせなら手をたたこう・・♪ 「幸せなら、幸せってなに?」「みんなどんな時に幸せなの?」と子どもたちに聞く。

子どもたち。「妹のお世話して、ママに褒めてもらった時」「アイスクリーム食べたとき」「欲しいもの買ってもらった時」「ほかにもあるかなあ・・」イラストを並べて子どもたちの周りには沢山の幸せがあることを改めて知れる、感じられるようにしていきました。

子どもたち。「ママ・パパにギュッてしてもらう」「お布団で眠る」「おやつを食べる」「友達と一緒にいること。遊ぶこと」「小さい幸せ、大きい幸せあるね。」その後、幸せなら手をつなごう♪とアレンジして子どもたちみんなで手をつなぎ大きな輪を作りました。次のテーマは「戦争」について。戦争ってなんでやるの?暮らす場所、言葉、思い、考え方の違い・・。難しい面もあるけれど、分かり合えること、手を取り合える世界っていいね!とつなげていきたい。園内平和のつどいでは「世界中の子どもたち」を歌います。

娘と行ったアウシュビッツ強制収容所⑤最終回

一生行くこともないと思っていたアウシュビッツ。娘のおかげで行くことができました。

娘は、「教科書やアンネの日記だけで分かった気になってはいけない、現地に行っただけで分かった気になってはいけない、自分で調べて歴史を今の社会と照らし合わせて考えないといけない」(もっとたどたどしい言葉で)と振り返っていました。

旅行の計画を立てるまでは、ワルシャワに直行して、そこからバスか電車で簡単に行けるものと思っていましたが、アウシュビッツに行くまでがこんなに乗り継ぎが必要だと思いませんでした。

第2収容所のトイレ

ポーランドはついこの間まで社会主義だったこともあり、日本とは街並みや文化が大きく違いました。古い建物が多いし、道路も段差が多く歩きにくいです。マスクをしている人は旅行中1人しか見かけませんでした。空港、ホテル以外では無料トイレはなかなか見つかりません。バスの運転手は、運転中ほとんど携帯電話で私的な話をしています。などなど、異文化に触れて戸惑いながらも楽しみました。いい意味でおおらかで、日本で感じる窮屈さは少なかったです。

一緒に行った娘は、初めての海外で、さぞ戸惑うことが多いと思いきや、目的地までの道のりや待ち時間、お店の情報まで何でも携帯で情報を取り、いつも「次こっち」と案内してくれました。ヨーロッパ経験がある私が主導権をとるつもりが、「パスタはすすらないの」とか「ヨーロッパでは靴を脱がないの」と𠮟られっぱなしで、終始娘に従ってました。時代は変わり、人も変わっていきます。これからの時代を作るのはこの子たちなんだなと痛感しました。

ワルシャワ空港のショパン像の前で空港ピアノを弾く筆者

娘は、近々友達と沖縄に行くそうです。「辺野古で座り込むのか?」と聞いたら、完全なリゾートだそうです。でも、「せっかくだから沖縄県平和記念資料館だけは友達連れて行ったるわ」と言いました。

親から戦争の話を聞かされることもない世代になっていく中で、これからの人たちがどれだけ戦争を風化させないで伝えていってくれるのか。戦争の準備をしているとしか思えない今の政権に、これからの人たちがきっと厳しい鉄槌を下してくれると信じています。

全5回にわたり連載してきました。お読みいただきありがとうございました。(保育後援会T.K)

ひとこと言いたい 経済安保法に思想調査の企み

重要経済安保情報保護法(経済秘密保護法)が5月に成立してしまった。特定秘密保護法の経済版といわれるが、比べ物にならない程多くの情報が秘密とされるとともに、公務員だけでなく一般人も広く対象となる。

半導体などの供給網や重要インフラ等に関する国の情報が流出すると安全保障に支障を与える恐れのあるものを経済安保情報に指定し、この情報を扱う人の身辺調査、セキュリティ・クリアランス(適正評価)が行われる。この評価事項に“安保がらみ”から「政治上その他の主義主張に基づき・・・」が入ってきそうで、体制に批判的な思想の人を炙り出す制度となり得るので大変危険です。

昭和区後援会長 板津慶幸(医師)

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定

※雨天中止

宣伝日時間場所備考
8/2(金)17:00〜18:00八事日赤おかえり宣伝
8/7(水)8:00〜8:30川名定例朝宣伝
8/9(金)17:00〜18:00御器所おかえり宣伝
8/19(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい宣伝
8/23(金)17:00〜18:00荒畑おかえり宣伝
8/28(水)8:00〜8:30いりなか定例朝宣伝
8/30(金)17:00〜18:00桜山おかえり宣伝
9/4(水)8:30〜9:00八事日赤定例朝宣伝
9/6(金)17:00〜18:00川名おかえり宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

8/4(日)10:00〜みんなの公園みんなで作ろう会署名行動川名公園
8/4(日)14:00〜原水爆禁止2024世界大会開会総会リモート視聴ぴーぷるセミナールーム
8/7(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
8/15(木)19:00〜昭和区九条の会世話人会高齢者就業支援センター
8/19(月)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点
8/16(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所
8/31(土)13:15〜党昭和区後援会 もとむら伸子衆議院議員と語る未来社会吹上コミュニティセンター

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