柴田民雄市政ニュース2018-01-21_No142.pdf
緑区で市議団市政懇談会を実施
12月13日(水)緑生涯学習センターで、市議団主催の市政懇談会を実施し、緑区の市民の皆さんを中心に、約50人の市民の皆さんと市政報告と懇談を行いました。
従来、毎回金山の都市センター会議室で行ってきた市政懇談会ですが、遠方からの参加がしにくいとのご意見をいただいており、今後、いろいろ場所を移しながら実施してゆく予定です。昭和区内では、柴田議員主催の昭和区市政懇談会を行っていますが、市議団勢ぞろいでの市政懇談会にもぜひお足をお運びください。
天守閣シンポに80人
12月16日(土)KKRホテル名古屋で、「まだ止められる!2022年名古屋城天守閣木造化」シンポジウムを開催し、市民約80人が集まり活発な議論を交わしました。
木造化を急ぐより現状改善を
講師の元大阪城天守閣館長 渡辺武(たける)氏は、「鉄筋鉄骨コンクリートの大阪城は1997年の耐震・老朽化補強であと100年は大丈夫。名古屋城天守閣も木造化を急ぐより現状改善をすべき」と強調しました。
ジャーナリストの毛利和雄氏は、全国に約50ある鉄筋鉄骨コンクリート天守の状況や文化庁の方針を説明し、「今天守閣を木造化しても、江戸時代建設の姫路城などと違いレプリカにすぎない」と述べました。一級建築士の滝井幹夫氏は「木造復元は建築法、消防法、バリアフリー法などとの問題がある」と指摘。江上博之市議は「市民合意のないまま550億円の大型事業が進められようとしている。2019年4月の市議選で日本共産党の議席増を実現して方針変更を」と訴えました。
会場からは「まだ止められる」という表現は生ぬるい、絶対止めるという意気込みと世論喚起を、との激励もありました。
市が5か所で天守閣説明会実施 参加して質問を
名古屋市は1月、市内5カ所での「市民向け説明会」と、鯱城ホール(中区栄)での市長出席の「シンポジウム」を行います。市民の意見を伝える機会ですので、皆さまぜひお誘い合わせの上ご参加下さい。
1.市民向け説明会 (人数は当日先着)
1/16(火) | 西文化小劇場 | 18:30~20:00 (開場18時) |
300人 |
1/18(木) | 港文化小劇場 | 300人 | |
1/19(金) | 北文化小劇場 | 250人 | |
1/23(火) | 名東文化小劇場 | 300人 | |
1/24(水) | 南文化小劇場 | 350人 |
内容:名古屋市・(株)竹中工務店からの説明、質疑応答
2,シンポジウム
1/28(日)10:00~12:30(9:45開場) 鯱城ホール 当日先着600人
内容:講演会、市・竹中工務店からの説明、質疑応答、河村市長からの総括
以下のような疑問点を明らかにさせましょう。
- 「石垣に天守閣の負荷はかからない」と市は言ってきたが、石垣調査の結果分かったことは?
- バリアフリーの観点からはエレベーターは必須では?
- 現在市が計画しているチェアリフトは、階段の幅の半分を占領。市の見積もりでは、単純計算で一日1万人以上(年366万人)も来場するが混雑しない?特に土日祝日や災害時は?
- 年366万人来場による入場料で建築費を賄うというが、数字の根拠は?入場料で賄えなかったらどうするの?
- そんなに人が来て安全性は?江戸時代の建物にはバリアフリーや耐震性の概念はない。完全な木造再現と現状の安全基準は相容れないのでは?
- 城内の博物館施設をどうやって残すの?
- 情報発信ための学芸員がもっと必要では?
- 市のアンケートによると、2022年の木造化賛成は2割に過ぎない。市民の多くは市長提案に賛成していないのに進めるの?
- 大阪城のようにまずは耐震化・老朽化補強したら?
昭和区市政懇談会での質問から
11月18日(土)の吹上・御器所学区市政懇談会の会場で出されたご質問について調べました。
Q:介護医療院って何ですか?
A:名古屋市の第7期介護保険事業計画案で、整備計画0となっている「介護医療院」についてご質問をいただきました。これは、2017年6月の介護保険法改正で、医療療養病床と介護療養型医療施設の転換先として新設された介護施設で、「長期療養のための医療」と「介護」を一体的に提供する(介護保険法上の介護保険施設だが、医療法上は医療提供施設として法的に位置づける)ものだそうです。
今後、増加が見込まれる慢性期の医療・介護ニーズへの対応のため、「日常的な医学管理が必要な重介護者の受入れ」や「看取り・終末期ケア」等の機能と、「生活施設」としての機能を兼ね備えた新たな介護保険施設という位置付けです。
なお、介護報酬、基準、転換支援策については、「介護給付費分科会等で検討」とされていて、現行の介護療養型医療施設の経過措置期間を6年間延長することとされています。今後の動向を注視しましょう。
※厚生労働省「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律のポイント」から
コラム:上を向いて歩こう
第32回:皆既月食が見られます1月31日に、日本全国で欠け始めから欠け終わりまでを見ることのできる、たいへん条件のよい皆既月食が起こります。(時刻は全国共通。)
部分食の始め 1月31日20時48分 皆既食の始め 21時51分 皆既食の終わり 23時08分 部分食の終わり 2月1日0時12分
皆既食中の月は、真っ暗になって見えなくなるわけではなく、赤黒い「赤銅(しゃくどう)色」になります。普段見ることのない神秘的な色になる月を楽しみましょう。日本から見られる皆既月食は3年ぶり、次回は3年後です。好天を期待しましょう。名古屋市科学館プラネタリウムでは、1月の一般投影のテーマを「赤い満月」とし、1ヶ月ずっと今回の皆既月食を解説しているそうです。ぜひ基礎知識を仕入れてから皆既月食を楽しんでください。
名古屋市科学館の公式Webサイト www.ncsm.city.nagoya.jp→「科学について調べる」→「天文情報」→「天文ニュース」→「20180131_皆既月食」 とたどると詳しい解説が読めますよ。
市会議員柴田民雄 活動日誌
- 9(火):定例朝宣伝[御器所駅]
- 10(水):生活相談, 予算財政局査定説明会
- 12(金):滝子寄席実行委員会
- 13(土):市職労交通後援会新春のつどい
- 14(日):後援会新春のつどい