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柴田民雄ニュースNo.69(2020-09-20)

感染震源地へのPCR検査市長に署名提出・懇談

9月9日、名古屋市長に対して、新型コロナウイルスの無症状感染者を発見・保護するために、感染震源地に対する面的・網羅的PCR等検査を行うことをはじめとする、PCR検査の拡充を求める署名3,162筆を、党市議団、すやま初美県党コロナ対策本部長らとともに提出してきました。

左下写真は署名を受け取る市長秘書室職員と、柴田前市議ら。右写真は、健康福祉局長に手渡しているところ。

1ヶ月前の申し入れ時に、市長は「そのつもりでやる」と言いながら、補正予算案には反映されていません。ストップさせているのは市長です。市民の声でさらに迫る必要があります。

国民健康保険資格証明書ついに発行中止に!

名古屋市は9月1日、国民健康保険料の長期滞納者に対する措置事務処理要項を一部改正し、11月以降、コロナ感染症にかかわらず、資格証明書を発行せず、原則として全ての滞納世帯に短期保険証を発行することになりました。長年の市民の運動と党市議団の議会論戦の成果です。

名古屋市は今年の2月から、長期滞納者に対する資格証明書の発行を、コロナ感染対策として、2020年10月末までの短期保険証を発行することとし、資格証明書の発行を暫定的に中止してきました。今後はコロナ対策としてではなく、基本的に資格証明書は発行しないことになります。

そもそも「資格証明書」は、国保料の長期滞納者に対して、保険証を取り上げて代わりに発行するもので、それを持っていっても、医療機関の窓口で10割の負担を求められてしまいます(後で区役所の窓口で一部返金される仕組み)。しかし、保険料が払えずに滞納してしまう人が、窓口で10割負担できるはずもありません。これでは医療から市民を遠ざける施策になってしまい、実際、それで病状を悪化させて、命に関わる事態になったケースもありました。この方針転換は大きな前進です。

しかし、国保には、保険料が平均年9万円と高額なこと、市の一般会計からの繰入が削減されていること、少子化対策に逆行する子どもの「均等割」制度が残っていること、不十分な保険料減免制度などの改善課題が、まだまだあります。

第14回昭和区平和のつどい200人

9月12日(土)午後、昭和区9条の会などで作る実行委員会主催の、第14回昭和区平和のつどいが、名古屋市公会堂4fホールで、厳重に感染対策を施しながら開催されました。

文化交流の部では、高校生のバルーンアートや、詩の群読、子ども食堂の取り組みの報告などが行われ、記念講演の部では、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの、シリア難民や陸前高田の被災地の子どもたちに寄り添う温かい語り口が、来場者の胸をうちました。

いのこ福代さんの指導で若手保育士さんらを交えての詩「なのだソング」の群読(リハーサルの様子)

コロナ対策で定員を280に絞って行った会場には200人が来場し、ライブ中継は、録画を合わせて153人が視聴しています(9/17現在)。

時に涙を浮かべながら講演する安田菜津紀さん

録画は. https://showa9.nagoya から10/12まで視聴可能です。ぜひご覧ください。詳しくは↓

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