柴田民雄ニュースNo.103 (2022-09-18)

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第16回昭和区平和のつどいに感動広がる

9月10日(土)12:30～名古屋市公会堂4Fホールで行われた、第16回昭和区平和のつどい(同実行委員会主催)に170人の皆さんが参加されました。この2年コロナ禍のもとで一堂に会することが困難な状況が続いてきましたが、今年は感染対策を徹底するとともに、あえてライブ配信をせず、直接つどうことを重視しました。同じ会場で一体感を味わうことで得られる大きな感動があることを改めて思い知らされました。

高校生たちのトークセッションでは、平和を求める街頭パレードに立ち上がろうと呼びかけたものの、やめたほうがいい、と言われたりして逡巡しながらも、「平和はただ願っているだけでは手に入らない。声を上げなければ変わらない！」と決意するに至った高校生の思いに大きな感動が広がりました。

津田大介さんの「情報の海から宝石を見つけ出す」と題した講演は、SNSの力と、それが悪用される危険性、情報リテラシーがいかに重要か、どこから手を付けたらよいか、ということを丁寧に語る内容で、紙媒体で情報を検証することがとても大切だと教えてくれるものでした。

日本共産党のもとむら伸子衆議院議員も参加しました。

記録動画がYouTubeで公開されています。https://showa9.nagoya から視聴できます。

統一協会と自民市議などとの関係の調査を共産党市議団が議長に申し入れ

統一協会と自民党などの地方議員との関係・癒着が各地で明らかになっています。名古屋市では、2019年に自民党の丹羽宏市議(名東区)らが大村県知事と面会した際、統一協会系の「世界平和連合」関係者が複数人同行したことが報じられています。また、自民党の藤田和秀市議(瑞穂区)が、統一協会の関連団体の自転車イベント「ピースロード」の「愛知県実行委員長」だったことが、同団体が南知多町に依頼した文書に記されていました。

日本共産党名古屋市議団は9月13日、岩本市会議長に対して、統一協会と名古屋市会議員との関係・癒着についての徹底解明を求める申し入れを行いました(写真)。各会派が統一協会との関係について調査、公表するとともに、関係を断絶することを求めました。

自民党市議団政活費で参加費支出

共産党市議団の調べでは、自民党名古屋市議団は昨年度、統一協会の関連団体である「平和大使協議会」や「世界平和女性連合」の研修会・セミナーに参加費を支出していました。自民党市議団の政務活動費の領収書で明らかになりました。

昭和区にある統一協会の事務所前の自販機に自民党のポスター

自民党などの国会議員とのズブズブの癒着関係が報道されていますが、昭和区川名町4丁目にある、統一協会の施設(世界平和統一家庭連合愛知孝成家庭教会)前に置かれている自販機には、自民党の国会議員の大きなポスターが貼られていました。現在は剥がされているようですが、グーグルストリートビューで過去にさかのぼって確認することが出来ます。

国葬反対の世論広がる

全国で安倍元首相の「国葬(儀)」に反対する大きな世論が広がるなか、名古屋でも市民の皆さんの中に、「国葬はおかしい！」「政治の私物化・買収・民主主義破壊・国会でウソ118回・統一協会の最大の広告塔の張本人の国葬などもっての外だ！」などの声が高まっています。

9月14日の定例朝宣伝(八事日赤駅前)では、通りすがりの女性が「国葬反対！謝罪してからだ！」と怒りの声を上げていました。ビラの受け取りもよく、赤旗日曜版の見本紙を3人の方が受け取って、一人は早速開いて読み入っていました。名東区から通う学生さんは、一度通過した後ビラを受け取りに戻ってきて、「いつも共産党に入れています」と赤旗見本紙も受け取ってくれました。