トピックス

ともがきNo.250 (2023年8月号)

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マイナンバーカードは「一度立ち止まろう」が世論

頻発するトラブルのもとで、マイナンバーカード健康保険証を一体化し、現行の保険証を来年秋に廃止するという政府の方針に国民の7割が反対(時事通信調査)しています。2014年3月、マイナンバー制度の中核システム「情報ネットワークシステム」を内閣府から123億1200万円で受注した5社連合のうち、自民党の政治団体「国民政治協会」に献金したのは4社(富士通・日立製作所・NEC・NTTデータ)で合計5億8000万円。やっぱり、こんな関係があったのですね。赤旗のスクープです。許せない!ですね。

歴史、芸術、環境の在り方に触れたドイツ・フランスの旅

6月後半、音楽好きの友人に誘われてドイツのベルリン、ゴスラー、ケルンそしてフランスパリへと旅をしました。43年余り勤めて迎えた退職時はコロナの真最中。国内ですら慰労の旅もできない状態だったので、思い切って行ってきました。

この旅を企画してくださったご夫妻は、クラッシクコンサートに精通。旅の夜はコンサート三昧。それほど造詣のない私は、ホールの素晴らしさに感動し、演奏が始まると旅の疲れもあってウトウト。“なんてもったいないことをしたのだろう”と後悔しながら、またとない経験に夢のような毎日でした。

しかしながら、貴重な紙面で皆さんに是非お伝えしたかったのは、コンサートのことではなく、ドイツの環境対策の徹底ぶりです。

ドイツではレストランに入ってもお水は有料(水よりビールの方が安い)。しかし、お店でお水を買った後、空のペットボトルをお店に持って行くと、どこも回収の機械があり換金されます。4本分でまた新しい1本が買えるわけです。日本で考えると25円くらい戻ってくるわけですから、空ボトルをポイッと捨てたりはしなくなるのではないかと思いました。

また、車のレーンと同じ幅の自転車レーンが当たり前で、自転車で移動する人がとても多い印象でした。電車での移動中、草原には風力発電の風車が立ち、ドイツらしいレンガつくりの屋根にも太陽光パネルが載っている家々が多いのも印象的でした。

原子力発電所の全面廃炉を実現した背景に、市民生活への国をあげての対策が講じられていることに、県知事選での尾形慶子氏の訴えが改めて思い起こされました。原発運転「60年超」を可能にした「原発推進GX法」を閣議決定した日本政府のあり様とは、完全に向いている方向が違うなーと感じながらの旅でした。(次号に続く)

(御器所学区 N.S.さん)

昭和区共産党支部・後援会の活動紹介
吹上地域から③
「支部の歴史を振りかえって-2」

どの支部にも先人たちの貴重な輝かしい活動と苦難を乗り越えてきた不撓不屈(ふとうふくつ)の歴史があります。今月も吹上学区の地域支部である吹上支部・後援会の活動を紹介します。

(2)仲間の輪を広げて 「読者会の歩み」 2002年~2018年

2002年2月の第1回「読者会」を立ち上げる契機となったのは、停滞していた支部後援会の困難な状況を「何とかしたい」と願う仲間の決意でした。合言葉は「何か楽しい活動を!」でした。

2002年2月「読者と共におしゃべり会」を開催し、名古屋市会議員(当時)の佐藤典夫さんを囲んで14名が、つきたてのお餅を食べながら時事問題から梅干しづくりのことまで幅広い話題で盛り上がりました。この日は御器所・広路支部の仲間が「もちっ子」を持参して応援してくれました。これが記念すべき第1回の「読者会」でした。

その後、琵琶の演奏やシャンソン、ハーモニカ、フルート演奏など、毎回文化の香りと「食」も織り交ぜながら、「有事法制」「拉致問題」「介護問題」「医療制度改悪」「憲法」「後期高齢者制度」等多岐にわたる事項について話し合い、学び合いがなされています。

読者会に参加した62歳の女性は「私は小泉政治や年金など深刻に考えてなかったが、共産党の人は自分のことのように真剣に考えている。私ももっと政治に関心を持たなければ」との感想を述べています。

読者会は、2018年6月まで51回を記録しました。延べ参加者数1180人を数え、平均参加者数は23.6人でした。

この活動を支え続けてきたOさんは当時を振り返って「参加していただくのに2度3度訪問しなければならない『お誘い活動』は本当に大変でした。しかし、これが読者や後援会の方との関係を深め、赤旗の購読やカンパなど様々な形で協力していただくようになり、吹上後援会の現在の活動を支える力強い土台になりました。」と話しています。

これからも他の後援会とも協力しながら盛り上げていきたいと願っています。 (続く)

第41回昭和区の福祉まつりが3年ぶりに開催

7月23日(日)、昭和区の福祉まつりが3年振りに開催されました。午後から舞台があり新日本婦人の会のフラダンス小組の皆さんが出演されました。会員5名と先生が一緒に踊りました。会場の区役所2階ロビーでは、バザーを開催して沢山の方が買いに来てくださいました。楽しい1日でした。

(昭和区新婦人有志後援会 Oさん)

各界から談話
日本の平和と自由、民主主義のための開拓と苦闘の101年

同志社大学教授 岡野八代さん
世紀を超えた一歩に敬意

日本の政党の中で唯一、戦前より活動を始め、数々の弾圧を乗り越え、その活動が継続されてきたことに心より敬意を表します。皆さんの日々の活動は、日本社会を生きる喜びに満ちた社会へと変革しようとする挑戦です。新たな世紀、新しい活動へと大きく飛躍されますことを祈念しています。

作家 アルティシアさん

日本共産党は一番ジェンダー平等に取り組んでいる政党ですよね。国会論戦で性暴力の問題や生理の貧困を、党書記局長である小池晃さんが取り上げるのをみて、ジェンダー平等を共産党がいかに重視しているかが伝わります。反戦・平和を貫き、人権を守れと戦前から戦ってきた先輩がいます。そのバトンがもっとつながってほしい。党ができて101年、今後の100年もつながってほしい。

山口大学名誉教授 纐纈厚さん

日本共産党の1世紀の歴史は、近代日本の100年を映し出す鏡です。日本共産党の苦闘と犠牲は、国民に強いられた苦闘と犠牲ではないかと思います。革新政党と評される政党は数多く存在しましたが、離合集散を繰り返して国民を裏切ってきました。日本共産党は、不動の精神と綱領のもと、厚い信頼を築き上げてきた稀有な政党です。

―いずれも赤旗日刊紙紙面より 抜粋―

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定

※雨天中止

宣伝日時間場所備考
8/2(水)8:00〜8:30桜山定例朝宣伝
8/9(水)8:30〜9八事日赤定例朝宣伝
8/16(水)8:00〜8:30川名定例朝宣伝
8/19(土) 11:00~11:45川名公園公園前宣伝
8/21(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい
8/23(水)8:00〜8:30御器所定例朝宣伝
8/30(水)8:00〜8:30荒畑定例朝宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

8/2(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
8/6(日)13:00〜原水爆禁止2023世界大会ヒロシマデー集会(昭和区リモート会場)ぴーぷるセミナールーム
8/18(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所
8/19(土)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点

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