トピックス

ともがき No.251 (2023年9月)

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鳥取県市用瀬町の国道482号(赤旗8/17付より)

地球沸騰! 異常気象が日常化 ~日本で、世界で被害拡大~

連日の暑さに、台風時の雨の激しい降り方に気候の変化を感じずにはいられませんね。鳥取では台風7号が2日間で3か月分の雨を降らせ被害甚大でした。一方、新潟などでは1カ月以上雨が降らず、米づくりが危機に。農家の方が来年の米の苗の買い付けには、「借金しないといけない」と嘆いていました。地球温暖化による高い気温と乾燥により、世界中で山火事が頻発。マウイ島の山火事で島は壊滅的な被害で死者も100人以上、カナダ、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、フランスなど世界で1日1,000カ所以上発生。森林の消失、住居の消失と住民の避難が続いています。森林の消失がCO2の吸収量を減少させるなど負のスパイラルが。

気候危機は、人類の危機ですね。世界が結束して対策を取らなければなりませんね。

戦後78年 核廃絶と不戦の誓いを今

① 原水爆禁止2023世界大会―ヒロシマデー集会の視聴会が開かれました

8月6日、ぴーぷるセミナールームにてオンラインでリアルタイム視聴ができました。挨拶・議長・司会はすべて女性。海外からの代表と国家元首などからのメッセージが紹介され世界大会の実感がわきました。
特別キャンペーン“被爆者の声を世界に”では、サーロ―節子さん(カナダ在住広島被爆者)はじめ、矢野美那古さん(広島被爆者)、牧野一見さん(「黒い雨」被害者の会代表)、アッバカ・アンジャイン・マディソンさん(ロンゲラップ島民代表)が次々と発言しました。

サーロー節子さん
矢野美那古さん
牧野一見さん
マディソンさん


続いて核兵器の禁止、核兵器のない世界の実現をー世界からの報告として「ICAN」の暫定事務局長、フランス女性下院議員、ベトナム平和委員会事務局長、非核フィリピン連合事務局長の報告が続きました。

90歳を超えた広島の被爆者矢野美那古さんは次のように報告しました。学徒動員で作業場に体調不良で参加できなく、原爆投下で同級生らが被爆し亡くなった。亡くなった同級生の親から「なんであんたは生きとるのか!」と心無い言葉を投げつけられました。実家は爆心地から4km離れた神社で、被爆した人達が家の中や境内にもたくさん運ばれてきて、家族じゅうで看護し、家族が内部被爆(後で証明された)し亡くなったり、病気で寝付いたりしたことを振り絞るように話されました。

② 私の戦争体験―荻野知代子さん(南分町・荻野豆腐店主)のお話

はぎの商店(南分町)

昭和16年生まれの知代子さん。お客さんに戦時中の話をよくされます。父親が「軍需工場の三菱重工に勤務していた」(知代子さん談)ので名古屋市北区の社宅に幼少期は住んでいました。空襲がはげしくなり母親の実家である清洲の増田に疎開。父親は兵隊にとられ、4人兄弟は父方、母方にバラバラに預けられました。まだ未就学児だった兄が手を引いてくれ2日がかりで疎開先へ歩きました。空襲で会社も住宅も焼け、父親は戦争から帰っても職がなく実家の畑仕事をしました。「母親の実家が大きな百姓で、家も大きく、畑も与えられたので生き延びた。戦争はいかん!」。知代子さんの強い思いです。

昭和区共産党支部・後援会の活動紹介
吹上地域から④
「支部の歴史を振りかえって-3」

どの支部にも先人たちの貴重な輝かしい活動と苦難を乗り越えてきた不撓不屈(ふとうふくつ)の歴史があります。今月も吹上学区の地域支部である吹上支部・後援会の活動を紹介します。

(3)不要な道路建設「高田町線」の撤回運動 2006年~2015年

2004年名古屋市は、昭和区吹上町から瑞穂区高田町にかけて約4キロにわたる都市計画道路「高田町線整備計画」をぶち上げました。戦後直後の1946年に建てた計画が幽霊のごとく58年後にわきでてきたのです。住宅密集地を南北ほぼ一直線に貫く計画で住宅の移転用地買収対象件数約300軒、総事業費135億円の道路整備です。吹上支部・後援会の仲間たちは、2006年「高田町線を考える会」(以下「会」)を立ち上げ、10年間におよぶ建設反対運動をスタートしました。「会」は、タウンウオッチングを開催し、不安を抱える地域の住民の声を丁寧に集め、市に建設撤回を求める運動を展開。対して市当局は、「計画ありき」の態度で、住民説明会やパブリックコメントを実施。その結果、建設反対が圧倒的多数という結果に驚いた当局は、建設案を縮小する変更案を提示し何としても強行させようと画策してきました。「会」は道路公害反対愛知県民会議に参加し、大気汚染の学習会や交通量の増加によりNOx濃度の上昇、粉塵、騒音などの悪影響が生じることを学び、科学的根拠を示して廃止を呼びかけました。そうした粘り強い取り組みは、2008年6月30日「高田町線 2期部分(昭和区部分)は白紙の状態である」という当局の見解を引き出し、ついに2015年2月名古屋市都市計画審議会で計画の廃止を決定させました。

私たちは、こうした活動を通じて地域における党建設を地道に一歩ずつ、すすめてきました。 (連載終わり)

廃止された高田町線(昭和区部分)計画図

歴史、芸術、環境の在り方に触れた旅・
フランス編

オペラ・ガルニエの内装(Wikipediaより)

パリは今、来年のパリオリンピックに向け、所々で工事が行われていて、エッフェル塔のあたりも地面が掘り起こされて茶色い土肌を見せていました。セーヌ川にはペットボトルなどごみも目につき、「花の都パリ」の意外な現実も目にしました。それでも、歴史を貫く建物の美しさと街並みには見とれるばかり。特に約150年も前に建立されたオペラ・ガルニエ(オペラ座)の壮麗な美しさと絢爛豪華な内装には息を飲むものがありました。

パリ・プライドマーチの様子(N.S.さん撮影)

その一方で、私たちが宿を取ったリオンの街(フランス革命の発端となったバスティーユの隣街)は色々な国の人のお店が多く、下町の風情を感じるところ。その街での2日目、とても大きなレインボーデモに遭遇しました。およそ2時間デモの隊列は途切れることが無く、参加者は思い思いのレインボーグッズを身に着けたり、ペインティングしたり、女性になった体を誇らしげにあらわにして行進していたりと圧巻でした。

帰国後、録画してあったテレビ番組で、そのデモが「パリプライドマーチ」と言って、LGBTQの人だけでなく、いろいろな国籍の人々も受け入れる自由な国ならではのフェスティバルだと知りました。10年前に同性婚も認められているということも知り、伝統や歴史を守る一方で、国籍に関わらず人権を尊重する国と国民の姿勢を感じました。
(御器所学区 N.S.さん)

💛地域の話題💛
川原神社盆踊り大会

盆踊り大会(Yさん撮影)

8月19日(土)、川原神社の盆踊り大会が3年ぶりに行われ、お年寄りから若い親子連れ多くの人で賑わいました。学区主催なので、業者の屋台は無く、女性会など、地元の知り合いがお店を出していて、安心です。65歳以上の参加者には、天然水のサービスもありました。8時半まで、3重位の輪が切れませんでした。 (広路学区 Yさん)

第17回昭和区平和のつどいチラシ
平和がいいな昭和区の会スタンディングアピール(8/19)みんなで「へいわのうた」を歌っていきます

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定

※雨天中止

宣伝日時間場所備考
9/6(水)8:00〜8:30いりなか朝宣伝
9/8(金)17:00〜18:00桜山お帰り宣伝
9/13(水)8:30〜9:00八事日赤朝宣伝
9/15(金)17:00〜18:00川名お帰り宣伝
9/16(土)11:00~11:45ヤマナカ安田店前スーパー前宣伝
9/20(水)8:00〜8:30御器所朝宣伝
9/22(金)17:00〜18:00荒畑お帰り宣伝
9/25(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい宣伝
9/29(金)17:00〜18:00いりなかお帰り宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

9/6(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
9/15(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所
9/15(金)18:00〜日本共産党創立101周年志位和夫委員長記念講演視聴会昭和生涯学習センター視聴覚室
9/19(火)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点
9/30(土)11:30~第17回昭和区平和のつどい公会堂4Fホール

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