トピックス

ともがきNo.255 (2024年1月号)

あけましておめでとうございます
新しい年を希望の年に! ともにがんばりましょう!

2023年は岸田政権による安保三文書の改定と軍事費倍増の大軍拡で始まり、知事選、市議選と選挙イヤーでもありました。そして、41年ぶりという凄まじい物価高騰のなかで、政府の経済無策ぶりが際立ち、首相が「減税」と言うほど内閣支持率が下がるという、珍現象も起こりました。年末には、赤旗のスクープに端を発した、パーティー券裏金問題が政権の中枢を揺るがす大疑獄に拡大しており、国民全体が、自民党政治への怒りを、いよいよ爆発させるときが来ています。

2024年は、日本の経済と民主主義を破壊してきた自民党政治を1日も早く終わらせ、新しい政治を作る年にしたい。世界から戦争の惨禍を終わらせ、平和で豊かな未来を作る責任ある政府をつくるため、ともにがんばりましょう! (元名古屋市議会議員 柴田民雄)

生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁で全国初

生活保護の基準が2013年から引き下げられ、憲法25条が定める「健康で文化的な最低限度の生活」に満たない生活を強いられているとして県内の受給者が国や自治体を訴えた裁判。11月30日、名古屋高等裁判所は、保護費減額処分は違法であるとして、その取り消しと、受給者の苦痛に対する国家賠償責任を初めて認める判決を言い渡しました。判決では、国が保護費引き下げの根拠とした物価統計調査自体が「学術的な裏付けや論理的整合性を欠いた独自の指数」を用いた恣意的なもので、生活実態と大きく乖離した下落率を導き出したのは「厚労大臣に重大な過失がある」と判断。3年前の名古屋地裁1審判決を退け逆転勝訴となりました。

判決が出され、「完全勝訴」を掲げる弁護士=30日、名古屋高裁前 12/1付しんぶん赤旗より

全国初の画期的な判決に喜びが広がりましたが12月13日、国と市は最高裁に上告しました。

アメリカからの古い兵器の爆買いを伴う防衛予算の増額、自分たちの裏金作りの「政治資金パーティー券」問題などをみていると必死で生きている人達の苦しみには全然目が向いていないと思わざるを得ませんね。 (事務局 K)

名古屋の国保と介護をよくする会が昭和区役所の保険年金課・福祉課と懇談

12月7日、社会保障推進協議会が中心となって、区内在住の個人と団体10人の参加で「高い国保料を下げてほしい」、「介護保険料をあげないで」と事前に要望書を出して回答を得る形で懇談しました。

自営業者の国保料は社会保険より高く傷病手当もない。「税金を払うのもコロナ禍で売り上げが下がり生活費も大変なのに国保、介護保険料が高すぎる」「夫は要介護5自宅で老々介護。年金生活で苦しいのに役所への申請手続きなどとても手間がかかる。簡素化してほしい」「年金天引きの介護保険料、少ない年金から引かれて生活費を削っている。これ以上上げないで」など参加者が発言。

「親を引き取り自宅で介護を始めたら、入浴介護で恵那市からヘルパーさんが来てびっくり。介護者の人手不足を実感した」さらに国保では「子どもが生まれると均等割り(年間47,000円位)保険料が加算される。めでたいはずの子どもの誕生に罰則のように加算されるのは本末転倒だ!行政をすすめる職員としてどう考えますか?」県下で大府市など小さな自治体が均等割りを廃止している。名古屋市も見習ってほしい。上司にこの声をあげてくださいなど切実な訴えを45分間でしたが貴重な懇談となりました。 (業者後援会 S)

白金後援会のつどい

喫茶アンコール(白金3-5)

11月19日喫茶アンコールにて「白金後援会のつどい」を行いました。アンコールは民主商工会(民商)の会員さんです。名古屋青年合唱団のメンバーお二人が「喫茶アンコール~業者婦人の歌」を、このつどいにあわせて作ってくれました。つどいのお知らせチラシをつくり、新聞折り込みや、アンコールのお客さんにオーナーのママさんがお誘いしたりして宣伝しました。初めての取り組みなので開催できるか心配しましたが、当日は民商の会員さん、アンコールのお客さんら17名がつどい、お店の中は熱気充満。

喫茶アンコールの歌をみんなで歌ったのち、青い山脈・上を向いて歩こう・リムジン河など懐かしい歌や、会場からのリクエスト曲を歌ったりとても楽しいひと時を過ごしました。「またやりたいね!」の声が上がり、当日参加できなかった方もあったのでこれからも定期的に開催したいと思っています。 (白金後援会 I)

★地域の話題★
地域の一角にガーデンカフェ・やっちゃんちを開いて10年
自分の夢を叶えたダウン症靖子さんを赤旗が取材

注文を取るやっちゃん(森川靖子さん)

開店の8時前からお客さん、お手伝いの方が集まってくる「やっちゃんち」。よく手入れされたお庭は自然なしつらえで、日差しがいっぱい。

広いお店は、地域交流サロンとしても、折り紙教室、書道教室、歌声など8つの教室のほか、鶴舞法律事務所の弁護士さんが出張しての法律相談や憲法学習なども行われています。室内にいつも飾られている花はお隣で育てられた新鮮な花。閉店の4時まえには、またまた、ご近所の方々が片づけに飛んできます。

今回「共に生きる」(題字はダウン症の書道家金澤翔子さん)をテーマに年明けから1週間ほどしんぶん赤旗日刊紙に障害と共に生きる人たちの記事が連載されます。やっちゃんちにも記者が来訪しました。31歳男性です。記者は結局3日間も取材時間を使いました。

ラテアート制作中のやっちゃんを撮影する赤旗記者(右)

当日は、さをり織りのグッズの展示、歌声サロンが開催され、豊山町から障害者施設の方が沢山見学、お茶しにみえていて大盛況のやっちゃんちでした。 (事務局 K)

★読者のひろば★
君は本当はいい子なんだよ
大人に信じられて、見守られて子どもは育つ

あの「窓ぎわのトットちゃん」が映画化。12月8日から上映され好評です。

「ワタシ、トットチャンヨ」、アニメーションの中の愛らしいトットちゃんに誰もが引き込まれます。「ミンナガワタシノコト『ヘンナコ』ッテ、イウノ」そんなトットちゃんに、ともえ学園の小林校長先生は「君は本当はいい子なんだよ」と諭します。「子どものやることには意味がある」と、とことん見守る校長先生。ハンディのある子にはその子の輝く場をつくる。そんな先生の姿は、私も含めて、子どもに関わる立場・仕事の人たちには必ず観てほしいと思いました。「(そんな)小林先生に出会えたから今日の私がある」と語られる黒柳徹子さん。

さらに映画では、戦争が、カラフルな街の景色を灰色にし、穏やかで自由な日常を破壊していくものだということを、こどものトットちゃんと黒柳家の暮らしから伝えています。「これはずーと昔、本当にあったお話です」と、今なお活躍をされていて、戦争の生き証人の黒柳さんがナレーションし、監督もTV番組で「この映画が、戦争というものを今一度考えてもらうきっかけになれば」とおっしゃっていました。冬休み、お正月、是非家族で見ていただきたい貴重な映画です。 (保育園後援会 S)

後援会新春のつどいにお越しください

  • 日時:1月28日(日)午後1時30分~4時
  • 場所:本山生協生活文化会館4階ホール
  • (地下鉄本山駅④出口徒歩2分)
  • 会費:1,500円

どなたでも参加できます。詳しくはチラシを

昭和区後援会街頭宣伝・署名行動予定

※雨天中止

宣伝日時間場所備考
1/1(月祝)11:00〜12:00川原神社元旦宣伝
1/7(日)9:00〜10:00公会堂前成人式宣伝
1/1(金)17:00〜18:00御器所おかえり宣伝
1/10(水)8:00〜8:30いりなか定例朝宣伝
1/12(金)17:00〜18:00桜山お帰り宣伝
1/15(月)8:00〜8:30鶴舞東海ブロックいっせい
1/19(金)17:00〜18:00八事日赤お帰り宣伝
1/20(土)11:00〜11:45ヤマナカスーパー前
1/24(水)8:00〜8:30川名定例朝宣伝
1/26(金)17:00〜18:00御器所お帰り宣伝
1/31(水)8:00〜8:30荒畑定例朝宣伝
2/2(金)17:00〜18:00いりなかおかえり宣伝
2/7(水)8:00〜8:30桜山定例朝宣伝

〜〜〜今後の予定〜〜〜

1/10(水)19:00~後援会世話人会昭和区委員会事務所
1/19(金)12:00~平和がいいな昭和区の会スタンディング御器所交差点
1/19(金)14:00~後援会事務局会議昭和区委員会事務所
1/28(日)13:30~後援会新春のつどい本山生協生活文化会館4F

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